“神秘の谷”からエドアブラザメ降臨 激レアV

[ 2020年9月29日 07:06 ]

エドアブラザメを釣って総合優勝した湯本さん
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【マルキューカップ2020スポニチ東京海底谷深海魚釣り大会】マルキユーカップ2020スポニチ「東京海底谷深海魚釣り大会」が26日、神奈川県小網代の丸十丸で開催され22人が参加した。釣れた魚の“レア度”により事前に決められたポイントで競われた結果、3号船に乗船した日野市の湯本修三さん(35=会社員)がエドアブラザメ、スミヤキ、ユメカサゴを釣り81ポイントで総合優勝を果たした。 (笠原 然朗)

 コロナ感染防止でソーシャルディスタンスを確保するため、参加者は3隻に分乗。釣り場は東京湾口から約40キロにわたって延びる“神秘の谷”東京海底谷だ。ラブカやミツクリザメなどの希少種が棲息していることでも世界の研究者から注目を集めている深海だ。

 丸十丸3号船の小菅裕二船長が選んだのは水深300~500メートルの起伏に富んだポイント。シロムツ、スミヤキなどが釣れ上がる中、サバの切り身餌で良型のフトツノザメを釣り上げたのは総合2位に入賞した和光市の田口貴雅さん(37=公務員)。深海釣りは3回目の初心者。フトツノを釣るのは2回目で、「カタチが格好いいですね」と満足そう。

 フトツノザメ、フジクジラなど多様性に富んだ深海魚を釣り上げる中、75ポイントの希少魚、エドアブラザメを釣り優勝したのが湯本さんだった。

 カワハギ釣りが好きで、深海釣りの経験は「数回」。友人に誘われ、大会にもレンタルタックルで参加した。
 釣れたサメが高ポイントと知ってびっくり。仲間の祝福に「ラッキーでした」と喜びを話していた。

▼マルキユー生産開発部研究開発課武内俊さん 海洋生物にとって栄養に富んだ東京湾にあるのが東京海底谷。世界でもまれに見る多様な深海魚が棲息していることで知られています。大会でもエドアブラザメをはじめ希少種の魚が釣れました。一方で深海は水の対流が遅いのでプラスチックゴミがたまりやすい環境にあります。釣り餌メーカーとして地球の環境保全を視野に入れて商品開発を行っています。深海は環境を考える上でさまざまなヒントを与えてくれるフィールドです。

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