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晴れの日にパラソル 多点掛け楽しいヤリイカゲーム 神奈川・腰越の飯岡丸

[ 2026年1月20日 05:30 ]

パラソル級ダブルゲットの丸岡さん
Photo By スポニチ

 【ココが一番!】相模湾のヤリイカが大型化。「パラソル級も出始めたよ」と宿からの報に、周年イカを追う神奈川・腰越の飯岡丸へ。深場に潜む大型主体のヤリイカゲーム。最大45センチを連発ゲット。待望の好機到来だ。(スポニチAPC・林 悠二)

 シケの前日と打って変わり、北の微風で迎えたこの朝。平日の飯岡丸に乗船したのは5人だけ。釣り座は超ゆったりだ。「まずは茅ケ崎・エボシ沖へ。濃い群れがあると良いね」。有望ポイントを目指す三浦徳人船長。

 出船前、今季3回目だと話す同乗者から耳寄りな情報を入手。東京都小金井市の米倉健さん(31=自営業)で、過去2回は竿頭を飾ったとか。「反応が低めで掛かるツノは下中心。捨て糸を半分に切って狙いました」と教えてくれた。底中心なら幅広い探りは不要で楽そう。

 「174メートル。底から5~6メートル間」。投入合図だ。潮は澄み流れは緩い。その第1投で早速ズシン!慎重に巻き上げると蛍ムラ(蛍光ムラサキ)のツノをくわえた銀ピカのカガミダイ。これには拍子抜け。しかし、旋回した次の投入で再び当たり。“着乗り”だ。浮きスッテに来たのは40センチ級の良型。逃げ足の速いイカが相手で、合図→即投入。群れが散る前に仕掛けをいち早く底に送り込むのが決め手。そのオモリ着底直後、1回目のシェークにズン!着乗りはこの釣りで最高の快感。

 「今日はスルメが元気良いです」と3点掛けでスタートしたのは米倉さん。早速、腹を割き、船上干しを始めている。

 船は群れを探し旋回を繰り返すが、合図直後の投入は乗りが良い。

 「良い群れが底に回ってきた。ハイ出たよ!」。船長のアナウンス通り各所で竿先がしなり、電動リールの金属音が響く。「トリプルが2人、ダブルが2人」。キャビンからのアナウンス。

 筆者も大型をダブルゲットした。ピンクと浮きスッテに乗っていた。海中でジェット噴射しながらの抵抗。その手応えはこの釣りならでは。

 船は次々に現れる群れを追い、早めの旋回が続く。

 大半がブランコ仕掛けで狙う中、直結で通すのは、さいたま市の丸岡丈二さん(48=自営業)だ。

 「直結式が好き。落下中の“触り”をつかむのが楽しい」と、スルメを3点掛け。間を空けてまた3点掛けを披露した。強い当たりで巻き上げると一番下のツノが1本消えている。浮きスッテもむしり取られた。2・5号の枝ハリスで組んだ仕掛けから、3号に切り替えて45センチ級パラソルの連発ゲットに成功。だが、その後に再びスッテが消えた。

 米倉さんの枝ハリスは4号だとか。幾分小さなメスは細めでOK。しかし、大型化したオスを安心して上げるなら3号以上は欲しい。旋回のたびに期待が膨らむ投入。着乗りした時の感触がたまらず、この上ない喜び。しかし、深場での釣り。途中下車されたり取り込みの際に水面ポトリ。

 この日は特別な数釣りはなくトップで13匹。だが、何度もヒットチャンスはあった。大型との対面がある一方でバラシもあって一喜一憂。まさにゲーム感覚。一日がとても短く感じた。

 《週1美味求め》「休日は週1で釣り。釣って楽しく、食べておいしい魚をね」――良型を2点掛けしたのは横浜市の森谷悦子さん(50=会社員)。「わ~おいしそう」と絶賛。昨年末には茨城で3キロ頭にマダコ8匹で竿頭になったとか。今後はしばらくヤリイカ狙いに力が入りそう。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、腰越・飯岡丸=(電)0467(31)1560。乗合料金は氷付き1万1000円。午前6時半出船。アマダイ乗合も出船中。

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