忍忍1時間 40センチ級マブナ

[ 2020年4月2日 07:04 ]

パーマークがきれいな天然ヤマメも交じる
Photo By スポニチ

【東北の釣り】秋田県大潟村周辺の承水路でのフナ釣りが面白い。岸辺からの投げ釣りになるが、30センチオーバーのフナが釣り上げられていた。これから乗っ込み期にかけては大物のコイも狙える。 (スポニチAPC・小林 純平)

 小学生からフナ釣り、社会人になってからはヘラブナ釣り、そして現在は磯釣り。この日は、久しぶりに以前釣り歩いたことのある大潟村の西部承水路を訪れた。

 堤防の岸辺にはマブナ狙いの釣り人が数人並んで、それぞれが3~4本のロッドを出していた。タックルは2号クラスの磯ロッド、リールには1号のPEライン、2号ハリスにはキスバリ3本付けに15号オモリを使ったブッ込み釣り。餌は赤虫の5~6匹の房掛けである。

 南秋田郡の佐藤幸男さん(72=会社員)は大のマブナ釣りファン。「ここ数年でマブナ(金ブナ)の数は少なくなった」と言っていたがこの日は、40センチに迫る大物のフナを1匹仕留めていた。

 水面は、風もなく小さな波も立たず、竿先で当たりを取るには絶好の条件だが、ある程度、風と波があった方が釣果は伸びるそうだ。

 仕掛けは60~70メートル付近に遠投ポイント。ラインは少し張り気味にして、あとはひたすら当たりを待つ忍耐の釣りである。そして待つこと1時間、佐藤さんに待望の当たり。竿のトップがクイクイと曲げられる。だが佐藤さんは慌てずに軽く合わせてから、ゆっくりリーリングを始めた。時々、強い引きでロッドが大きく絞り込まれる。

 足元まで寄せたフナは、これも40センチクラスの大物。慎重にタモに入れた。

 大潟村周辺の承水路や調整池などのフナやコイは、農繁期に合わせて、これからが乗っ込みの本番を迎える。

▼釣況 秋田県八郎潟町・八郎潟釣具店=(電)018(875)2408。

【渓流2020】 例年、4月に入ると水温、気温が上昇し釣果が上向くのが奥道志川の特徴。昨秋の台風の影響で準天然魚、天然魚の多くが流下したのではないかとの臆測もあったが、解禁から放流魚に交じって少しずつ、パーマークのきれいな準天然魚、天然魚が釣れている。

 釣れるエリアも広く約28キロにわたる。好みの流れを選んで入川したい。

 ダイナミックさを求めるなら下流の月夜野集落から笹久根集落まで。キャンプ場の駐車場に車を止められる。初心者、中級者向けなのが大室指から最上流部の長又集落までのエリア。足場もよく安心して釣れるのがうれしい。さらに4月以降は支流も水温が上昇し、狙い目だ!

 下流から大室沢、ヤグラ沢、サガゼ沢など奥が深く釣趣もある。雨後の増水時は天然魚が釣れるので特に見逃せない。

 ロッドは本流なら6メートル前後、支流域は5メートル前後のマルチレングスタイプのロッドが良い。餌は川虫を多用したい。特にヒラタはお薦めだ。

 雨が降ったあとの増水時はキジ、イクラを使おう。

 筆者が使ったラインは天糸が東レ「将鱗渓流スーパーエクセル」の0.5号、水中糸も同0.15~0.4号。

 今シーズンも漁協では週末放流や5月までの放流を実施予定。
 (山口 渓水)

▼釣況 下流部は両国屋=(電)042(787)2023。中流から上流部は新津商店=(電)0554(52)2011。道志村漁協=(電)0554(52)2966。

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