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ブリ10キロ超連発 大収穫の京都遠征

[ 2020年4月1日 07:22 ]

そして大本命のブリ。11・5キロは特大
Photo By スポニチ

 【釣り姫見参】自らが出演する釣り番組「フィッシング倶楽部」(テレビ埼玉系)のロケで京都遠征した“釣り姫”ことふくだあかり。丹後半島沖のブリジギングに挑戦した。“海のスプリンター”相手に力と力の対決。結果は…。

 丹後半島沖はブリなど青物の魚影が濃く、通年で“青物ジギング”が楽しめる。

 潮の流れが緩いので、スピニングリールのハイギアでジグを高速で動かし、ロングのジャークを入れる「丹後ジャーク」という釣り方が主流だ。

 ワタシ的に最近ベイトリールのスロージギングばかりやっているので、ハードなジギングは久しぶり。慣れないスピニングジギングで、最初はジャークでかなりもたついた。こんなので魚が食ってくるのかと疑問に思うほど下手くそ。加えて全く潮が動かず、風も吹かない。こちらの地域で主流の風まかせ、潮まかせの「どてら流し」をしてもポイントが動かない。午前中はキダイを釣っただけで終わってしまい、「丹後まで来て番組成立しなかったらヤバいな…」と思っていたところ、船長が他の船と連携して、移動を繰り返してくれたおかげで、鳥山ができていて“魚ッ気”があるポイントを発見。早速、ジグを落として、底から素早いジャークを入れると、やっと青物らしきものがヒット。するすると上がってきたのは小さいヒラマサ。本命ではないけれど、ちょっと活性が上がってきた様子。

 それでもブリジギングをしに来ていてブリが釣れないのは問題。なんとか釣ってやろうと、慣れないスピニングジギングを必死にやっていると底から5メートルあたりでヒット!すかさず合わせを入れると、いい手応え。が、異様に重い。ある程度大物ファイトに慣れているつもりだったのに、ちょっとのされ気味になるほど。「あと10メートルが上がってこない」「もしかしたらスレかな…」と不安を胸に必死にファイトして上がってきたのはなんと11・5キロのメタボなブリだった。

 こんな立派なブリを釣るのは初めて。しかもそれが番組ロケだったから最高でしょ!とテンションが上がったまま、流し替えで再度ジグを落としたら、またもやヒット。しかも2匹目も10キロの立派なブリ。その後はパタリと反応がなくなってしまったので、帰りがけにツバス(ワカシ)を釣ってロケ終了。初めての丹後で久しぶりのスピニングジギングにもたつきながらも、ロケで2匹も10キロオーバーが釣れるなんて、ちょっと出来過ぎな遠征でした。

 ◯…釣った魚は京都府与謝野町「釣り人の駅」=(電)0772(45)1721=から発送。ここは釣った魚をさばいて真空パックにし、梱包(こんぽう)して配送してくれる超便利なお店です。タックルを洗浄する場所や販売所も併設している。

 ▼使用タックル ロッド=がまかつ「LUXXE ジグドライブR S63ML」、リール=ダイワ「ソルティガ4000H」、ライン=PE2・5号、リーダー=フロロカーボン8号、フック=がまかつ「近海MSダブル 6/0」。

 ▼釣況 京都府宮津市の宮津エビス=(電)080(3851)5539。乗合料金1万1000円から。

 ◆ふくだあかり 1981年(昭56)生まれ、茨城県出身。07年、趣味で釣りを始める。08年に始めたブログ「百目」は、月間30万アクセスの人気。16年から茨城県海面利用協議会委員を務めている。

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