マガレイ序盤戦 粘って小突け!! シーズン到来直後 攻略のコツは…

[ 2020年1月7日 07:15 ]

誘い方を変えて当たりをとらえていた後藤さん
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 【東北の釣り】マガレイの魚影日本一を誇る宮城県仙台湾。シーズン到来直後は粘りの小突きが攻略の鍵を握る。閖上港から永勝丸で金華山沖のポイントへ繰り出した。(スポニチAPC・菅野 順也)

 海底には砂地が広がり、山から豊富な栄養分を運ぶ鳴瀬川、名取川、阿武隈川などの河川が流入する。そして魚が育つのに適正な水温が保たれている仙台湾にはマガレイの棲息に必要な条件がそろっている。

 「水温の低下が遅れていましたが12度台になり、ようやくシーズン到来です。今後は徐々に釣果が上向く予想です」と話す遠藤学船長。閖上港から出船した永勝丸は航程1時間で、金華山にほど近い水深55メートルラインへ到着。仙台湾のマガレイポイントとしては最深部に相当する。

 青イソメを餌に小型片天ビン仕掛けを投入。海底をオモリで小突くと「プルプル」と小気味良い感触が伝わり1匹、2匹と続けてヒットした。

 釣れたマガレイは肉厚でおなかにはオレンジ色の卵がぎっしり。だがその後は食いが遠のいてしまった。

 シーズン初期は群れが固まり切っていない。「仕掛けを下ろせば食う」の最盛期とは異なり、粘り強い小突きが必須だ。

 しかしなんとか1匹を釣りたい、という気持ちが釣り人をその気にさせる。

 熱心に小突きを続けていた仙台市・後藤あいさん(41=会社員)は「数が多く釣れる日は多点掛け。渋めの日には状況に合った誘いを考える楽しみがありますね」と、当たりを捉えた。

 私に同行した息子の真海(12=小6)は「海底から仕掛けが離れないように注意すると当たりがくるね」と2点掛けに成功。

 群れが固まらず、魚が点在している状態では、誘い幅(オモリの上下動)が大きい「寄せの小突き」→小さい「食わせの小突き」→「食わせの間」のセオリーより、中間幅の小突きのみを続けるのが有効だった。

 いろいろな釣りをやったがカレイ釣りが一番という、仙台市・小山勝光さん(72)は「待っていることがなく、常に竿を動かしているカレイ釣りは私に合っていますね。仕掛けの長さなど、いろいろ調整しています」と25匹の釣果で竿頭。

 今後、水温がさらに下がれば水深40メートル付近に群れが固まり、“束(100匹)”超の本番に突入だ。

 ▽金華山 宮城県石巻市、牡鹿半島の東南端から1キロを隔てて太平洋上に浮かぶ島。周囲約25キロ。最高点・金華山の標高は445メートル。山全体が神域で、西麓には金運アップの御利益があるとされる黄金山神社がある。

 ▼当日の使用タックル 竿=がまかつ「鰈幻粋MH1・65、仕掛け=同「ナノ船カレイ仕掛(ロング)」14号、道糸=ヤマトヨ「PE JIGGING 8 BRAIDED」2号。

 ▼釣況 東北地区東日本釣宿連合会所属、閖上・永勝丸=(電)090(8255)6083。出船は午前6時。乗合料金は8000円(餌付き)。

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