ヤリイカ35センチ級でイカす幕開け 早朝のタイミングで30センチキンメダイ

[ 2019年2月6日 06:56 ]

4匹掛けもあった川口さん。サメ被害で結果20匹に苦笑い
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【ガイド】鈴なりも夢でないキンメダイ。神奈川県福浦南沖で好機を迎えた。その“鈴”は朝方の数投がチャンス。手際の良さが決め手に。一方、静岡県初島沖では夜釣りのヤリイカが開幕。共に今後の展開が楽しみだ。(スポニチAPC 林 悠二)

◎福浦・よしひさ丸

 金色に輝く目がトレードマーク。「キンメダイは鍋の王様。食べたいな」そんな家族のリクエストに、福浦南沖で竿を出した。

 中心域の新島沖で釣れるような2キロ超級の“メガ”はまず出ないが、朝方の2投はいたって順調だった。

 水深は200メートル前後。胴突き10本バリでハリス10×幹糸14号、オモリ250号。餌は赤染のイカ短。

 オモリ着底後、一気に5メートル底を切って待つと即座に魚信が出た。上下ダンスを繰り返す竿先に負荷が掛かって、お辞儀している。

 「そろそろ巻こう」――高橋稔船長の合図で電動リールのスイッチ・オン。この第1投では8匹掛け。次いで6匹が連なった。深紅の魚体はどれも30〜33センチの中型ぞろい。バケツが一気に埋まった。同乗者たちも魚を取り込んでいる。

 早朝の鈴なりはこのエリアの通例。最も期待の持てる時で、速やかに仕掛けを投入をすることが数を伸ばす鍵となる。船べりに並べた10本のハリ。オモリを投入し、後は着底を待つ。でも、ここで仕掛けが絡むと1回パス、慎重にしたい。

 「順調」はここまで。3投目からサメが出現した。

 「巻き上げ中に仕掛けごと横取りされた」とぼやくのは、平塚市の川口晃生さん(74=会社役員)。回収した上バリ3本に掛かっていた魚を見て苦笑いだ。

 「残念だけどサメの被害は付きもので…」と、船長は場所替えした。移動してもポツポツ掛かり、結果20匹で久々のトップに。

 釣果を左右するのはサメの出方次第。サメ不在の早朝に全力投球だ。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、福浦・よしひさ丸=(電)0465(63)3884。乗合は午前5時集合、料金は餌付き1万円。仕掛け1組1000円。

◎宇佐美・清貢丸

 初島沖で夜ヤリイカが釣れだした。開幕して間がないが、早々に80匹台のロケットスタートだ。

 水深50メートルでズズ〜ン!第1号は午後6時半ヒット。7本ヅノ(オモリ80号)の下から3番目に配置した赤白スッテに乗ったのは35センチ級。明確な当たりで迎えた幕開けで良い予感だ。7人が竿を出すが、前日のシケが影響してか乗りは渋め。

 「誘い幅は30センチと狭くしてね」稲本貢一船長のアドバイスだ。大きな誘いは不要でソフトほど乗る感じ。

 同乗者の「置き竿で乗ったよ」の声にマネすると、竿先に早速プルルン。2連チャンに気を良くした。駿東郡小山町の益田秀明さん(78=会社経営)も連続して掛けたが思わしくない。「シケの直後でイカが疲れてるのかな」と諦めムードだ。

 この夜に感じたのは、ツノに触るが掛かりが悪いこと。マルイカ同様、こちらから掛けに入るのがコツ。竿頭は8匹、筆者5匹。

 今季は出足が遅れたヤリイカだが、今のところ主体は中小型のメス。卵を抱えだしたので、50センチ超のパラソル級(オス)が掛かりだすのも、そう先ではなさそうだ。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、宇佐美・清貢丸=(電)0557(48)9110。乗合は午後4時集合。料金は予約乗合で1万2000円。投入器は持参。

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