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ラグビー京産大 4年生の中川、岡田、北田らBチームが縁の下の力持ち

[ 2022年12月24日 18:36 ]

チームを支える(左から)中川、岡田、北田(撮影・成瀬 徹)
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 京産大ラグビー部のプロップ中川亮(尾道)、ロック岡田澄空(すみあき、東福岡)、CTB北田駆(常翔学園)の4年生3人をはじめとするBチームが、縁の下の力持ちとしてAチームを支える。試合中の“あうんの呼吸”を重視し、AとBの選手入れ替えはほとんどない。Bの選手がレギュラーとして晴れ舞台に立つ可能性は限りなく少ない。

 Bのモチベーション維持が難しかったのは想像に難くない。ただ、中川は「試合形式の練習を全力でやってAに一矢報いたい」と話せば、岡田も「Aに向かって競争していった」と力を込める。北田も「ラグビーが好き。試合には出られないけど楽しい」とうなずく。それぞれが確固たる信念を持ち、練習では一切手を抜かない。

 準々決勝に備え、Bは相手のサインプレーを模し“仮想・慶大”でAとの実戦練習に臨む。3人は口をそろえ「Aも本番で“これ、Bがやっていたな”という認識も出てくる」とニヤリ。福西と家村が望んだ「Tough」なメンタルは、仲間にも浸透している。

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