×

スポニチキャンパス

大商大・日本拳法部 副将の上田稜也がV奪回のカギ握る 黒松マネも「全力」アシスト

[ 2022年12月10日 08:40 ]

大商大日本拳法部・上田稜也 (撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 大商大・日本拳法部の井尻丈士監督が「うちのポイントゲッター」と期待を寄せるのが4年生の上田稜也だ。

 ことし6月に開催された西日本学生拳法個人選手権大会で3位に入った実力者。小土井主将とともに部を引っ張る副将が王座奪回のキーマンだ。

 5歳から競技を始めたとあって、豊富なキャリアは強みの一つ。7月の全国大学選抜選手権はすべての試合で大将を務め、準優勝に貢献した。「学生最後の集大成の場。来年のためにもシード権を得る4強入りは絶対条件として、みんなで力を合わせて優勝を目指したい」。得意の突き蹴りで大学日本一へ駆け上がる。

 〇…唯一のマネジャーとして奮闘するのが1年生の黒松華歌さんだ。仕事は多岐にわたる。道場や部室の掃除にはじまり、防具の後片付けや氷の用意など慌ただしい毎日を送る。試合前の験担ぎでは選手の背中を押し、パワーを注入することも。小土井主将は「力が入ります。応援してくれる時の声も大きいのでうれしい」と感謝する。黒松さんは「みんなが助けてくれるし、入部して良かったなと思います。打倒・明大で頑張ってほしい」とエールを送った。

 ▽大阪商業大学 1928年(昭3)開学、52年から現在の名称に。東大阪市のキャンパスに3学部4学科があり学生数は約5000人。日本拳法部ほか体育会系は計26クラブ。谷岡一郎学長。

続きを表示

この記事のフォト

バックナンバー

もっと見る