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昨季女王の大阪学院大ゴルフ部 23年は男女ダブル全国制覇が目標!

[ 2023年2月7日 05:30 ]

<大院大ゴルフ部>全国優勝祝賀会に出席した大院大ゴルフ部女子部員(撮影・須田 麻祐子)
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 大阪学院大(大阪・吹田市)ゴルフ部の2023年は、新時代へのチャレンジの一年となる。昨年10月の常陸宮妃杯第1回全日本女子大学ゴルフ選手権では女子チームが念願だった全国優勝を果たした。今年の大目標である男女ダブル全国制覇に向け、新入生を迎える4月から新体制でスタートを切る。

 大阪学院大ゴルフ部女子チームの初全国制覇は、誕生から30周年での悲願達成だった。神谷奈恵前主将(4年・星城)、庄内理湖(3年・札幌光星)、唐木田妃菜(3年・如水館)、比嘉里緒菜(2年・興南)、坂下一葉(1年・大阪学院)の5人で出場した昨年の常陸宮妃杯第1回全日本女子大学ゴルフ選手権(片山津GC西コース)は、初日から首位を快走。3日間の大会合計スコアで2位・東北福祉大に9打差をつけて女王の座を手にした。

 神谷は「私自身は思うようないいプレーができなくて。キャプテンとして出た団体戦だったので、本当だったら引っ張っていかなければいけない存  在だったのに思うようにできませんでした。でも、みんなが本当に頑張ってくれて、3日間崩れることがなかったから助けられました」

 チームで、ただ一人の4年生だった神谷は苦戦したが、団体戦ならではのチームワークで栄冠を勝ち取った大会を喜んだ。大会はコーチとして参加していた林栄作監督(49)は「最終日は少し追い上げられて、途中報告の相手スコアが違っていたこともあり焦ったのですが、結果的には危なげなく勝てました」と、大会を振り返った。

 ただ、予選を兼ねていた関西学生女子秋季1部校学校対抗戦は出場権利を得られるギリギリの3位だった。8月の合宿で新型コロナ感染者が出たため、主力選手を欠いた状態で臨まざるを得ない大会だったが、チーム力で窮地を乗り越えたからこそ全国の頂点にたどり着けたのだった。

 女子チームの初全国優勝で男子チーム、大院大高男女と合わせて“全国制覇グランドスラム”を達成。昨年11月に就任した林新監督は「選手たちには常に関西というより全国を意識させています。今年も全国女子大学ゴルフ対抗戦、常陸宮妃杯を目標にしていきたい」と全国レベルでのトップ大学として足場を固め、男子チームとのダブル優勝を目指していく。

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