SGカウントダウンコラム

SG「グランプリ」19日開幕、あと13日 G1「クイーンズクライマックス」28日開幕、あと22日

[ 2017年12月6日 05:30 ]

10月に8年ぶりのG1制覇を果たした魚谷智之(左)と2年連続クライマックス参戦の樋口由加里
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 ◆連続出場の魚谷 完全復活でV獲り

 11位は魚谷。2年連続グランプリ出場は完全復活ののろしと受け止めていだろう。昨年は2度のSG優出で8年ぶりのグランプリだった。今年も勢いは止まることなく10月の津周年で09年の福岡周年以来8年ぶりとなるG1制覇。直後のSG平和島ダービーでは深川真二の2コース差しを許し結果は準優勝となったが、ポールポジションを獲得するなどシリーズリーダーをしっかりと勤め上げた。今回で5回目のグランプリ。かつて年間2VのSG制覇を成し遂げた実績を持つ魚谷。本格始動となれば頂点もそう遠くないはず。

 ◆樋口 メンタルの強さで着実に成長

 女子の11位は樋口由加里。今年優勝なしと爆発力に欠けるが15年3月以来、Fを切ることなく2年連続のクライマックス参戦を決めた。印象的だったのがワースト級のエンジンから背を向けることなく最後まで整備と試運転を繰り返し、最終日の1回乗りを1着で飾った10月の戸田ヴィーナス戦。樋口のメンタルの強さを物語るシリーズだった。寺田千恵、田口節子といった女子トップレーサーをお手本とし着実に成長を遂げている樋口が2度目のクライマックスに乗り込む。

 7日は菊地孝平選手、川野芽唯選手を紹介。

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