菊水丸店主 珍宝堂

山田スミ子さんとの思い出は尽きません…

[ 2019年3月22日 15:12 ]

ラジオでゲスト出演していただいた山田スミ子さん。「あっちこっち丁稚」の台本を手に
Photo By 提供写真

 過日、吉本新喜劇で活躍された女優の山田スミ子さんの訃報が届きました。

 1980年(昭55)8月中席の旧なんば花月で私が初舞台を踏んだ頃、スミ子姉さんは吉本興業の大看板。楽屋ですれ違いにごあいさつを交わすぐらいでお話をするようなことは、とてもとても…。

 時が流れて、10年間のラジオ時代にゲストでお越しをいただいた折にはトークに花が咲きました。少年時代から見ていた人気番組「日曜笑劇場 あっちこっち丁稚No・431」の終了2カ月前に滑り込みで間に合った台本をお見せすると「うわっ!懐かしい…菊水丸さん出てたの?」と驚かれた次第です。

 「丁稚」収録時に出番だった83年7月下席の旧なんば花月のポスターも広げて、豪華メンバーの中でひときわ目を引くマドンナのところにサインをお願いしたのです。20歳の菊水丸も三番叟(さんばそう、演芸ではトップから三つ目までの出番のこと)で出とります。

 そして、旧なんば花月閉館時に処分されるところを間一髪、もらって帰った楽屋の化粧前の札。新喜劇に懸けた青春時代を思い出されたのか、しばらく手に取りじっと見つめておられた表情が印象に残っています。(河内家菊水丸)

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