初防衛の藤井王将「羽生先生の強さと、自分の課題を感じることがあった」

[ 2023年3月12日 16:48 ]

<第72期王将戦第6局・2日目>羽織を脱ぐ藤井王将
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 将棋の第72期ALSOK杯王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社ほか主催)第6局は、11、12の両日、佐賀県上峰町の「大幸園」で指され、藤井聡太王将(20)=竜王、王位、叡王、棋聖含む5冠=が羽生善治九段(52)に88手で勝利し、通算4勝2敗でタイトルを防衛した。

 藤井王将は世紀の一戦を終え淡々と「自分にとって加えるものの多いシリーズだった。今後生かしていければ」と振り返り、「8時間という長い持ち時間で6局指して、(羽生)先生の強さ、あるいは自分の課題を感じることがあった」と話した。

 また「(初防衛の)意識はしていなかった。非常に難解な将棋が多く大変なシリーズだった。その中で何とか結果を(出せた)」とした。

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