松本人志&中居正広で新番組 フジテレビ バラエティー強化の表れ

[ 2023年3月12日 09:30 ]

松本人志
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 【芸能 覆面座談会】春を迎える中、芸能界も恋の話題が花咲きました。KinKi Kidsの堂本光一の“10年愛”がスポニチ本紙スクープで判明。驚きと祝福の声が相次ぎました。今回も気になる話題をデスク、記者、事情通が掘り下げます。

 リポーター 放送界では各局の4月期の番組改編が話題だ。

 ワイドデスク フジテレビは松本人志と中居正広がタッグを組む「まつもtoなかい」がスタート。テレビ朝日は40年続いた「タモリ倶楽部」が終了して、深夜に放送していた「出川一茂ホラン☆フシギの会」が枠移動。各局ともに大きな動きがあった。

 週刊誌記者 フジは日曜のゴールデン帯が「千鳥のクセスゴ!」「千鳥の鬼レンチャン」「まつもtoなかい」と続く流れになり、バラエティーを強化した印象だ。

 本紙デスク 日曜夜は「世界の果てまでイッテQ!」「行列のできる相談所」などが並ぶ日本テレビが強い。フジは人気者の番組を“鬼レンチャン”させ、その牙城を崩しにいった。幹部局員も「そろそろこちらから仕掛けなければならない」と言っており、並々ならぬ覚悟がうかがえる。

 ワイドデスク 日テレは午前帯で大なたを振るった。17年間放送された情報番組「スッキリ」と、その後枠の「バゲット」が終了。新番組「DayDay.」として生まれ変わる。合わせて前枠の「ZIP!」が1時間拡大される。

 週刊誌記者 これで朝帯の番組が2番組に整理される形となり、まさに“すっきり”したタイムテーブルになった。

 リポーター 番組数が減るメリットはあるのかな?

 本紙デスク まずは制作費を抑えられる。番組数が多いほど出演者へのギャラも発生するし、番組ごとに予算を組まなければならない。加えて、朝の帯番組は視聴習慣が根付きやすい時間帯でもある。一度ブランドが受け入れられたら、同じ番組にずっとチャンネルを合わせてもらえる固定ファンがつく。日テレに限らず、各局には朝の帯番組の数を減らしたいと考える編成マンは少なくないんだ。

 週刊誌記者 一方で、デメリットもある。番組数を減らすということは放送時間が増えるということ。当然、制作現場の負担は増える。放送時間が1・5倍に増えるからといって単純に給料も1・5倍になるわけではなく、不満をもらす現場の声もある。

 ワイドデスク 他にも動く局はあるのだろうか。

 本紙デスク 各局ともにまずは様子見だろう。例えばフジテレビでは「めざましテレビ」「めざまし8」「ノンストップ!」と続く中、ここを“めざまし”ブランドに統一しようと考えている上層部はいるようだ。

 リポーター 4月以降も朝の視聴率戦争から目が離せないね。

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