「のど自慢」小田切千アナ　日テレ初登場でカルチャーショック「コンビネーション、素晴らしい」

小田切千アナウンサー
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　NHKの小田切千アナウンサー（53）が、12日放送の日本テレビ系「行列のできる相談所」（日曜後9・00）に出演し、民放局のカルチャーショックを口にした。

　テレビ放送70年を記念した、日本テレビとNHKの「NHK×日テレコラボウィーク」が、この日からスタート。「NHKのど自慢」と「行列―」とのコラボが実現した。番組には、約10年にわたって「のど自慢」で司会を務める小田切アナが日本テレビに初登場し、橋渡し的な役割を担った。

　小田切アナがまず驚いたのは、収録時のスタッフのある行動だった。出演者がVTRを見る際、スタッフがキャスター付きのモニターを出演者の近くまで移動させ、VTRが終わったら即座に元の位置へ戻るという流れ。小田切アナは「モニターこんな近づけてくれるんだって。VTRが終わって、すーっと引いていくじゃないですか。このコンビネーション、素晴らしい」と絶賛した。

　小田切アナがNHKにはないシステムだと説明すると、スタジオの観客からは「へぇ～」という声が上がった。そのリアクションもNHKのアナとしては新鮮なようで、「この反応もまた、うまい具合に反応してくれて」と感激していた。

　「NHK×日テレコラボウィーク」は、テレビ放送70周年を記念して両局が垣根を越えて番組同士でコラボする企画。この日は日テレ「笑点」にNHK「チコちゃんに叱られる！」のMCチコちゃんが出演した。また日テレの「ザ！鉄腕！DASH！！」とNHK「ダーウィンが来た！！」と、同時間帯放送の“ライバル”同士による禁断のコラボも実現した。