【来週3月19日のどうする家康】第11話 ネット戦慄…今度は夫・飯尾連龍を密告?女城主お田鶴VS家康

[ 2023年3月12日 20:45 ]

大河ドラマ「どうする家康」第11話。女城主・お田鶴(関水渚)の運命は…(C)NHK
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 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は19日、第11話が放送される。

 <※以下、ネタバレ有>

 第11話は「信玄との密約」。三河国主となり、姓を徳川と改めた家康(松本潤)は、今川領の駿河・遠江を狙う武田信玄(阿部寛)と談判を行うことになる。信玄との交渉に臨んだ家康は、双方が今川領を攻め、切り取り次第で己の領地にするという密約を交わす。恩ある今川と戦うことに抵抗を感じつつも、家康は遠江の引間城へと兵を進める。しかも引間城主は、瀬名(有村架純)の親友・お田鶴(関水渚)だった…という展開。

 第10話「側室をどうする!」(3月12日)のラスト。今川氏真(溝端淳平)は「余は、裏切り者は決して許さん」「そなたが、家康と通じておると」「(一体、誰が)そなたの妻(お田鶴)じゃ」と引間城主・飯尾連龍(渡部豪太)を打ち首にした。

 連龍の最期には諸説あるが、今作の連龍は第10話の冒頭、家康に「今川と松平殿の間を、うまく取り持ちたいと考えております。大戦をしても、誰も得をしませんでな」と平和的に語っていた。兄・鵜殿長照(野間口徹)が家康に討たれたため、お田鶴が“密告”したのか。

 2017年の大河「おんな城主 直虎」の主人公・井伊直虎と同時代・同地域の“もう一人の女城主”は、家康の引間城攻めに抗戦。「女武者」「烈女」と称される。

 次回予告。鎧姿のお田鶴は「かかれー!」と号令。「椿姫」と謳われるお田鶴は、どのように描かれるのか。

 SNS上には「お田鶴様怖いー!」「闇落ち、お田鶴ちゃん」「また密告して(第5話、瀬名奪還作戦を巴から聞き出し、服部党を返り討ち)大切な人を失くすのか」「おんな城主お田鶴キター!」「猪を屠って顔に血を浴びたお葉と、夫を主君に殺害させて唇に紅を引くお田鶴の対比の恐ろしさ。キラキラ回に見えて、実は恐ろしい脚本であった」などの声が相次いだ。

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。

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