坂口憲二が9年ぶりドラマ出演　木村拓哉主演フジ「風間公親―教場0―」で

坂口憲二（2013年撮影）
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　国指定の難病のため2018年から芸能活動を休止中の俳優坂口憲二（47）が、4月期のフジテレビドラマ「風間公親―教場0―」（月曜後9・00）に出演することが分かった。ドラマ出演は9年ぶりとなる。

　主演の木村拓哉（50）とは04年の同局ドラマ「プライド」で共演しており旧知の仲。また、今作には以前から仲の良いスタッフも多数いることで出演を決めたとみられる。同局は「制作の詳細についてはお答えしておりません」としている。

　坂口は12年に右股関節に痛みを感じ始め、15年春に国指定の難病「特発性大腿骨頭壊死（えし）症」と診断され、手術を受けた。その後は仕事をセーブしていたが、18年3月末に活動休止を発表。所属事務所も退社した。同年に自身のコーヒー店を開き、焙煎（ばいせん）士として活動している。

　昨年秋にアパレルブランドのウェブCMに出演し、活動再開を期待する声も上がっていた。ただ、現在も右股関節に痛みがあるといい、テレビ局関係者は「現時点で決まっているのは今回のドラマ出演のみ。完全復帰ではないと聞いている」と話している。