フジ解説委員・風間晋氏　ペルー空港閉鎖、日本人足止めに「観光客への配慮は二の次…自分で自分を守る」

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　フジテレビ報道局解説委員の風間晋氏が16日、同局の情報番組「めざまし8（エイト）」（月～金曜前8・00）に出演。南米ペルーでカスティジョ前大統領が反逆容疑で逮捕されたことに抗議するデモは15日も継続し、各地で空港などの閉鎖が続いていることに言及した。

　日本人観光客も足止めされるなど影響が出ており、現地の日本大使館が情報収集を急いでいる。14日の時点で南部クスコの空港で日本人15人が首都リマに戻れなくなっていた。地元メディアはデモで少なくとも4空港が閉鎖され、14日までに推定4万6000人以上に影響が出たと報じた。デモ参加者と当局の衝突による死者は12人に上っている。

　風間氏は「抗議デモであれ、取り締まりであれ、現場はすごく緊迫した状況にあると思うんです。そういう状況では、外国人の観光客への配慮というには、二の次三の次になってしまいますから。もちろん個人ベースでいろいろ助けてくださる方はいらっしゃる。でも配慮があってて当然だ的な期待感はなかなか難しい。自分で自分を守る判断と行動が1番大事なんだろうなと思いますね」と言い、MCの谷原章介が「この時点では、まだ日本政府は救援に向かって動き出したりはしないですか？」と聞くと、「日本政府もまず状況を把握しなければいけないし、安全を確保しながら救援とかっていうことになるとやはり時間がかかるわけですよ。ですからその間に不用意な判断とか行動とかがあると、それは余計に事態を難しくしてしまいかねない」と話した。