「鎌倉殿の13人」最終回 前回“絶叫&鬼の形相&涙”のえさん 義時と対峙!最新場面カット公開

[ 2022年12月16日 09:00 ]

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」最終回(第48話)。北条義時(小栗旬)とのえ(菊地凛子)(C)NHK
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 脚本・三谷幸喜氏(61)と主演・小栗旬(39)がタッグを組み、視聴者に驚きをもたらし続けたNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)は18日、ついに最終回(第48話)を迎える。

 <※以下、ネタバレ有>

 大河ドラマ61作目。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。三谷氏は2004年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本。小栗は大河出演8作目にして初主演に挑んだ。

 最終回は「報いの時」。反目する北条義時(小栗)を討ち取るため、義時追討の宣旨を出し、兵を挙げた後鳥羽上皇(尾上松也)。これに対し、政子(小池栄子)の“演説”により奮起し、徹底抗戦を選んだ鎌倉幕府は、大江広元(栗原英雄)や三善康信(小林隆)の忠言を聞き入れて速やかに京へ派兵。北条泰時(坂口健太郎)平盛綱(きづき)らが先発隊として向かい、北条時房(瀬戸康史)らが続く。そんな中、三浦義村(山本耕史)は弟・三浦胤義(岸田タツヤ)と…という展開。

 ついに江戸幕府まで続く強固な武家政権樹立を決定づけた義時と朝廷の“最終決戦”「承久の乱」(1221年、承久3年)の合戦が描かれる。

 前回第47話「ある朝敵、ある演説」(12月11日)は、後鳥羽上皇(尾上松也)がのえ(菊地凛子)の兄、京都守護・伊賀光季を討ち取るよう藤原秀康(星智也)に命じ「これをもって、北条義時追討の狼煙(のろし)とする」と宣言。「承久3年5月15日、京都守護が官軍に襲撃される」(語り・長澤まさみ)。のえは義時に「京で一体、何が起こっているんですか」「兄の一件は真ですか」「兄は見殺しにされたのですか!」と迫り、絶叫。二階堂行政(野仲イサオ)も「婿殿はこうなることがおったのか!」。のえは「許せませぬ」と立ち去った義時をにらみ、鬼の形相になった。

 さらに、その後、義時が「太郎、私は、おまえが跡を継いでくれることを何よりの喜びと感じている。おまえになら安心して北条を、鎌倉を任せることができる」と自分の命と引き換えに、鎌倉を守る覚悟を決めた会話を立ち聞き。愛息・北条政村(新原泰佑)が後継者になれないことを悟り、顔を歪め、涙した。

 そして、新たに公開された最終回の場面写真は、義時とのえが対峙。一体、何が起こるのか。

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