昨年11月に活動再開した多国籍バンド「ALI」のLEO「世の中、捨てたもんじゃないって勉強できた」

[ 2022年11月24日 12:57 ]

ALIのLEO

 多国籍ファンクバンド「ALI(アリ)」のボーカル・LEOこと今村怜央(35)が24日、TOKYO FM「坂本美雨のディア・フレンズ」(月~木曜前11・00)にゲスト出演。活動休止期間中の思いを語った。

 ALIは人気アニメ「呪術廻戦」のエンディング曲を担当し、エンゼルス・大谷翔平選手も昨季、「LOST IN PARADISE feat.AKLO」を打席登場曲とするなど注目を集めていたが、昨年5月に元メンバーが電子計算機使用詐欺などの容疑で逮捕、起訴されたことを受けて、無期限で活動を休止。同11月、半年ぶりに活動を再開した。

 LEOは活動休止期間中を振り返り「やっぱり1回、音楽が全部できなくなって明日がどうなるか分からない中、なんとか残ったメンバー含めスタッフ含め、前よりも皆が良い環境で音楽をやれるようになってきてて、今年は夏フェス、ライブもできるようになって、ようやく夏ぐらいから本気で売れたいというか、それがいいふうに転ぶか、どういう位置なのか、今まではただひたすら格好良い音楽を作ろうと思っていたのが、本当に人に届けたいなって気持ちが心の底から湧いてきた」と現在の心境を明かした。

 そして「その気持ちのせいで悩むこと、焦ったりすることもあると思うんですけど、最近のテーマとして自分に自信を持っていこうという、次の自分に向かって頑張ろうと今、思ってますね」と前向きな気持ちを口にした。

 今月16日には新曲「NEVER SAY GOODBYE」を発売するなど、順調にバンド活動を続けており「世の中って、いいねとか、リツイートか、数字が見えやすい時代ですけど、困った時に助けてくれた人ってそこに反応してなかったけど、ちゃんと見ててくれた人とか、そういうのってラジオを含め世の中にいっぱいあると思うので、世の中、絶望の中、捨てたもんじゃないって勉強できた。良い勉強だったなって明るく思える」と苦境を乗り越えられたのは支えてくれる人がいたからと、明るく語った。

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2022年11月24日のニュース