辛坊治郎氏 岸田首相領収書問題で対応に疑問…更迭閣僚と比較「総理だけ“しっかり対応”で許されるの?」

[ 2022年11月24日 17:46 ]

辛坊治郎氏
Photo By スポニチ

 キャスター辛坊治郎氏(66)が24日、ニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月~木曜後3・30)に生出演し、岸田文雄首相が選挙運動費用をめぐり公職選挙法違反の疑いがあると報じられた件についてコメントした。

 岸田首相は昨年の衆院選の選挙運動費用収支報告書に、宛名などが空白の領収書94枚を添付していたと、「文春オンライン」に報じられた。岸田首相はこの日、記者団の取材に「今後このようなことがないよう事務所に指示を出した」などと述べている。

 辛坊氏が「岸田総理、領収書、白紙だったじゃない?」と話すと、飯田浩司アナウンサーが得意の岸田首相のものまねで「しっかりと確認し、しっかりと対応していくことを検討いたします」と応じ、笑わせた。

 岸田内閣はこの1カ月足らずの間に、山際大志郎前経済再生担当相、葉梨康弘前法相、寺田稔前総務相が更迭されており、閣僚辞任ドミノと指摘されている。辛坊氏は「だったら、今までの人だって“これからしっかり対応する”と言ったら許されたわけ?何で総理だけ“しっかり対応する”で許されるわけ?」と、ポジションを追われた3人と比較して疑問を口にした。

 「検討する」を多用することから、“検討使”とやゆされることもある岸田首相。辛坊氏は、「もうそろそろ本人、検討言わなくなったなと思っていたら、今回のケースでまた“検討”言ってた。何も考えていないか、よっぽど口癖なのかどっちかだよね?まだ検討するか?っていう」と苦笑いしていた。

続きを表示

2022年11月24日のニュース