W杯日本の“クリーン活動”に「ただの自己満足」バカラで大金溶かした大王製紙元会長が私見

[ 2022年11月24日 18:48 ]

<日本・ドイツ>勝利に盛り上がる日本サポーター(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 ギャンブルによる巨額借り入れ事件で逮捕、刑期を終えて出所した大王製紙の元会長で、現在は実業家として活動する井川意高氏が24日、自身のツイッターを更新した。

 23日のFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会の1次リーグE組で、日本は優勝4度を誇るドイツに2―1で逆転勝ち。FIFA公式ツイッターは、整理整頓された試合後の日本代表のロッカールームの画像をツイッターに投稿し、「日本のサポーターはスタジアムのゴミを片付け、@jfa_samuraiblueは、このようにハリファ国際スタジアムの更衣室を後にしました。ピカピカ。Domo Arigato」とつづった。

 このFIFA投稿のまとめサイトを引用し、井川氏は「こういうの 気持ち悪いから やめて欲しい」「ただの自己満足 掃除人の仕事を 奪ってる」とツイート。その後にスタジアムでゴミを片付ける日本サポーターの動画を引用して「これもな 他人の 職を奪うな」とつづった。

 試合後は、現地ボランティアが「ここにいる日本のファンに感謝を伝えたい。アリガトウゴザイマシタ!!」と清掃に協力した日本サポーターに感謝を伝えるシーンもあり、国内外から称賛の声が上がっている。

 井川氏はバカラにハマり、会社の金を湯水のごとく使い続け、11年に巨額の使い込みが発覚。約106億円をつぎ込んだとして同11月に会社法違反(特別背任)の容疑で逮捕、起訴され、執行猶予なしの懲役4年で収監された。

続きを表示

2022年11月24日のニュース