「ビスケットブラザーズ」優勝の「キングオブコント2022」 世帯視聴率9・7%

[ 2022年10月11日 10:14 ]

「キングオブコント2022」で優勝したビスケットブラザーズのきん(左)と原田泰雅(撮影・光山 貴大)
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 8日にTBSで生放送されたコント日本一決定戦「キングオブコント2022」(後7・00~同9・54)の平均世帯視聴率が9・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが11日、分かった。

 「空気階段」が優勝した前年大会は12・4%だった。

 同番組は同局の8時間特番「お笑いの日2022」のフィナーレとして放送。お笑いコンビ「ビスケットブラザーズ」が3年ぶり出場で15代目王者に輝き、賞金1000万円を獲得した。

 個人視聴率は6・3%だった。

 ビスケットブラザーズはコットン、や団とともにファイナルステージへ進出。1stステージで山で野犬に襲われた男(きん)が、セーラー服にブリーフ姿の奇妙な男(原田泰雅)から助けられるぶっ飛び設定のネタで、10組中最高の481点を獲得した。審査委員長の「ダウンタウン」松本人志は自身歴代最高の98点を付け、「100点付けても良かったくらい。あと2組残っているのでこうなりました」と、ほぼ100点という絶賛ぶりだった。続くファイナルでも、女性2人同士の会話から奇想天外な展開で爆笑を誘い、482点を獲得。1stステージの11点リードを守り切り、合計963点で栄冠を手にした。

 ツッコミのきん、ボケの原田泰雅によって11年に「暴れ人」として結成。その後、現在のコンビ名に改名した。20年にytb漫才新人賞に、21年にはNHK上方漫才コンテストを優勝。賞レースにも強いコンビとして定評がある実力派が、栄冠をつかんだ。

 今回で15回目を迎えたキングオブコントは、3018組が参加。9月に準決勝が行われ、いぬ、かが屋、クロコップ、コットン、最高の人間、ニッポンの社長、ネルソンズ、ビスケットブラザーズ、や団、ロングコートダディが決勝へ進出。コントNo・1の栄誉と優勝賞金1000万円をかけて火花を散らした。昨年は「空気階段」が優勝した。

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2022年10月11日のニュース