山里亮太 「たまむすび」イベントで赤江珠緒の意外な“才能”に脱帽「スーパースターってそうなんだよね」

[ 2022年9月22日 12:05 ]

「南海キャンディーズ」の山里亮太
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 お笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太(45)が21日深夜、パーソナリティーを務めるTBSラジオ「JUNK山里亮太の不毛な議論」(水曜深夜1・00)に出演。同日行われたイベント「たまむすび in 武道館 ~10年の実り大収穫祭!~」で披露したフリーアナウンサー・赤江珠緒(47)との漫才について語った。

 火曜パートナーを務める同局「赤江珠緒のたまむすび」が10周年を迎えたことから開催されたイベント。山里は赤江とともに「赤坂一回キャンディーズ」として漫才を披露することになり、「俺もドキドキしてんのよ。武道館で漫才ってやっぱ憧れてたし」と本番前の心境を明かした。

 台本は赤江が書いたとし、「たまむすび前後とか、合間を縫って練習をしてたのよ」というが、「1回もネタ合わせ一緒じゃないの。凄い自分の言葉でいろいろ変えてくんのよ。俺が時々運命的に組むことになる天才型なのよ」と振り返った。

 山里が「尺が決まってんだから、まずはアドリブする前にベースとなるあなたの書いた台本を一回尺通りやらないと。時間がまちまちだから」と説得すると、赤江は「山ちゃん、さすがプロだよね。分かった分かった」。だが「やったらまた違うんだよ」と山里。「俺、赤江さんめちゃくちゃ好きよ。尊敬してる。面白い」としながらも「ただ漫才に関しては、楽しんでるのはいいんだけど、大変だった。あと、頑固なのよ。意外と。漫才」と続けた。

 「俺、『M-1』2004のファイナリストだよ」と話す山里は赤江に「こことここの語順は逆にして、1回俺がここで一言合いの手を入れて、答えに赤江さんの用意したおもしろを言った方がこれ絶対にウケるんですよ」などとアドバイスしたという。赤江は「先生さすがですね。それでやってみようか」というものの、山里は「まあ直さない」と驚いたと言う。

 「赤江さんの中で、この言い方って決まってるから、何やっても変えない。スゲーなってほわっとしてて明るい太陽の人だけど、芯が実はめちゃめちゃしっかりしてて、負けないのよ」と山里。「それでも何回かネタ合わせして、もともと6分の予定で作ってるはずだったんだけど、ネタ合わせしててもばらつきがあって、10分、12分とかいくわけですよ」と語った。

 イベントにはリスナーが訪れるため「どホームよ。安心って言やあ安心よ」としながらも、「とはいえ漫才をするなんていうのは赤江さんもそんな経験ない。俺も武道館で緊張してる」と心配だったというが、「ミルクボーイ」が最初に登場すると聞かされ「こんな心強いことはない」と思ったとした。

 だが、開演15分前になると「ミルクボーイは大阪から新幹線で向かってたんですよ。その新幹線か前後か分かんないけど、事故かなんかあって動けないと」と会場入りが遅れるため、出番を遅らせ、赤江と山里が漫才の最初に登場することに。さらに念のため漫才の時間も延ばすようにとの指示があったとし、弱った山里は赤江に相談すると「うん、延ばせるよ」との回答があったという。

 「じゃあ、10分ぐらいでやってみようってやってみたら、結果、16分よ。16分漫才やるって」と驚きの結果に。台本の内容も「それ知らないし、そのボケ聞いてないし」との展開となり、「なんか、しずちゃんっていいなと思って」と話して笑わせた。それでも赤江については「ただいいボケの連発、悔しいよ。俺の思う通りにやった漫才で爆笑聞くんじゃなくて」「スーパースターってそうなんだよね。あんなに優しい人でも、芯のとこだけは絶対に。だからこそなんだろうね、きょうのライブの成功は」と脱帽した。

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2022年9月22日のニュース