バカリズムが原案・脚本 日テレショートショートドラマの第2弾放送 窪田正孝、木村文乃、木村多江が主演

[ 2022年9月22日 06:00 ]

バカリズム(上)が原案・脚本を手がける日本テレビのショートショートドラマ「ノンレムの窓 2022・秋」に出演する(左から)窪田正孝、木村文乃、木村多江
Photo By 提供写真

 バカリズムが原案・脚本を手がける日本テレビのショートショートドラマ「ノンレムの窓 2022・秋」が、10月9日午後10時30分から放送される。オムニバスドラマの3本立て。

 「ノンレム…」は4月に初めて放送され、今回が第2弾。約1時間の特番でショートドラマの3本を届ける。

 第1話「未来から来た男」(脚本・バカリズム)では、窪田正孝が3年前にタイムリープし“未来から来た男”として一躍、時の人となる会社員役で主演。第2話「放送禁止用語」(脚本・伊達さん)は、木村文乃が急増する放送禁止用語を極めようとする朝の報道番組を担当するアナウンサーを演じる。第3話「パスワードが知りたい」(脚本・安部裕之)では、木村多江が夫の隠し事を突き止めようとパソコンのパスワード解析に必死になり、夫と異常なまでの対決をする妻を演じる。夫役は鈴木浩介。

 第2弾の放送が決まり、バカリズムは「本当にうれしいです。立ち上げの段階から、定期的に特番として放送できたらいいですね、というお話をしていたので、それが即刻かなってうれしいです」と喜びのコメントを寄せた。

 キャスティングにも関わっており、自ら脚本を手がけた第1話に主演する窪田については「以前からご一緒させていただきたいと思っていたので今回やっとご一緒させていただくことが出来てうれしい」と話し、「脚本を書いている途中の段階で“窪田さんが引き受けてくれたらいいな”という思いで書いていたので、断られなくてよかったです」と笑った。

 一方の窪田も「バカリズムさん作品にはいつか出演したいと思っていたので、今回念願がかなってうれしかったです」と話しており、相思相愛だった様子。自身の役柄については「未来から来た男のような主人公は、通常ヒーローのように扱われたりしますが、あえてそうではなく、日常に落とし込んで、普通でかっこよくないキャラクターに好感がもてました。「未来がわかる」となれば人はいろんな欲が出ると思いますが、菅沼は人並みで人道を外さずそこそこで満足する。大袈裟じゃない人間らしさで、演じる上で落とし込みやすかったです」と話した。

 第2話の木村文乃は「バカリズムさんの世界観がとても好き」といい、「とても楽しく撮影させていただきました。楽しく、そしてシュールでちょっと背中がヒヤッとするような不思議な世界に皆さんをご案内できるように精いっぱい頑張りましたので、ぜひ、楽しみにしてください」とPR。第3話の木村多江は「撮影はとても楽しかったです。バカリズムさんの作品に出てくるキャラクターは実際にいそうでいない、人間の滑稽さや心の中に潜んでいる小さな部分が誇張して描かれていて、実在はしないかもしれないですが、ものすごく共感できるキャラクターが多いと思います。今回演じさせていただき、“あるある”と共感する部分と“そこまでいくか!?”という部分があり、相手を翻弄(ほんろう)したくなるような、役を超えて自分の中の何かがふつふつとわき出てくるような感覚がありました」と出演した感想を語った。

続きを表示

2022年9月22日のニュース