辛坊治郎氏 長崎の名所に物申す!?「なんであんなにもったいないことをしたかな…」

[ 2022年9月22日 18:59 ]

辛坊治郎氏
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 キャスターの辛坊治郎氏(66)が22日、ニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月~木曜後3・30)に生出演。23日の西九州新幹線(武雄温泉―長崎)開業にちなんで「長崎の名所」へ、物申す一幕があった。

 今春、久しぶりに長崎を訪れた辛坊氏。新幹線開業に向けて街は盛り上がり、再開発で急激に様変わりした駅前周辺の様子に驚いたという。「長崎はおもしろいですよ。坂が多くて観光地が多いし…ただ残念なのは歴史の教科書で知っている出島。何となく長崎観光でも『これが出島です』と残っているかと思ったら、他の埋め立て地と一緒になっていて境界線が。“えっどこまでが出島なの?”って感じで」と指摘。さらに「なんであんなにもったいないことをしたかなあ…長崎も。有名なこれほど観光資源として素晴らしい出島は、あの扇形の形のまま残しておいてくれて、あそこのとりあえず江戸時代の何とか屋敷みたいなのを建てておいたら、すげえ観光材料になるのに」と嘆いた。

 徳川幕府の命により築造された出島は、西欧に開かれた窓として日本の近代化に大きな役割を果たしたが、明治期に役割を終えると周囲は埋め立てられ、海に浮かぶ扇形の原形は姿を消した。その後、1950年代に長崎市が復元整備を開始し、現在までに16棟の建物や景観が当時の姿を取り戻している。

 「しょうがない…戦前からああなのか。あれほどの歴史的、文化的、観光地的価値があるという認識がないうちに、埋め立てて開発しちゃったっていう感じだな」と推察した辛坊氏。「ともかくその長崎まで、東海道新幹線から福岡で乗り換えて一気に行ければ良いんだけど、そうならないんだよね」とし、「福岡からだと九州新幹線に乗って、途中で在来線の特急に乗り換えて、武雄温泉から西九州新幹線に乗ってやっと長崎。または福岡から在来線特急プラス、西九州新幹線で(長崎に)行ける」とルートを説明した。

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2022年9月22日のニュース