ミヤネ屋　異例の“長時間生中継”旧統一教会の記者会見、有田氏、鈴木エイト氏が「異議あり」

日本テレビ
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　日本テレビ系「情報ライブ　ミヤネ屋」（月～金曜後1・55）は22日、世界平和統一家庭連合（旧統一教会）の記者会見の模様を1時間以上にわたって生中継した。

　旧統一教会は21日に、教団本部に「教会改革推進本部」を設置したと明らかにし、この日、東京都渋谷区の教団本部で勅使河原秀行教会改革推進本部長らが記者会見した。

　番組では、記者会見の模様を1時間以上にわたって中継。旧統一教会を20年以上取材し続けているジャーナリスト鈴木エイト氏、旧統一教会の活動に詳しい前参院議員でジャーナリストの有田芳生氏がスタジオ出演し、教団側の主張に対して疑問などがあった時には「異議あり」というテロップを出して示した。会見では、旧統一教会の勅使河原改革推進本部長は、「献金が度を過ぎて、生活を害するようなものになってはいけないのは当然。今後十分に指導していきたい」と表明した。高額献金や勧誘を巡る民事訴訟で違法行為が認定されたことを受け、教団は2009年以降、職員や信者に対し「経済状態に比して過度な献金とならないよう十分配慮する」などと指導してきたとしている。

　全国霊感商法対策弁護士連絡会の集計によると、09年以降の経済被害の相談件数は少なくとも64件で、計約7億9000万円だった。教団であることを隠した勧誘も続いていた。