阪堺電車の構内アナウンスに起用されるのは誰だ!カンテレのアナウンサー陣が「プロの声」競う

[ 2022年8月13日 05:00 ]

カンテレ「アナウンサー特番 2022」で阪堺電車の駅構内アナウンスに挑戦した(左から)竹上萌奈アナウンサー、豊田康雄アナウンサー、橋本和花子アナウンサー
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 カンテレアナウンサー特番「カンニング竹山&ぺこぱ&カンテレアナ総出演!~社会のために体をはってご奉仕SP~(仮)」(9月24日後2・57)の収録がこのほど行われ、豊田康雄(52)、竹上萌奈(29)、橋本和花子(23)の3人のアナウンサーが阪堺電車(阪堺電気軌道)の駅構内アナウンスに挑戦した。

 お笑いタレント・カンニング竹山(51)がアナウンス局長を務める特番の第6弾。これまでは新人アナにドッキリを仕掛けるなど、バラエティー色が強かったが、今回は竹山の「自分のことばかり考えてないで、社会貢献しろ。世のため、人のために働いて、関西を盛り上げろ」との“マジメ”な指令に21人のアナが“マジメ”な企画に挑戦した。

 メインは「阪堺電車が困ってる」とのお願いメール。同社の営業課・戸田充弘係長(44)から「駅構内のアナウンスがどうしようもない」との依頼が届いた。これまで男性社員や、社員の家族が交替で務めていたが、誰もが順番が回ってくるのを嫌がっていたという。「アナウンサーさんのプロの声で、お客様に阪堺電車の魅力を伝えてもらいたい」とこの企画が決まった。

 豊田、竹上、橋本の3人のアナウンサーがそれぞれ阪堺電車の車庫や駅、沿線を視察して、自作で約2分の駅構内アナウンスを作り上げた。ベテランの豊田アナは挑戦開始前から「大筋でイメージはできあがってます」と自信満々。ギターを駆使しての発表となった。富山出身の豊田アナは「地元でも路面電車が走ってるので懐かしい思いがした。街の人の声から魅力を引き出した」と納得顔だ。

 竹上アナは住吉大社付近を歩き「ロケは心地良い、癒やしの時間となりました」と取材活動を満喫。2年目の橋本アナは初の街ブラロケ。「ロケで、皆さんの温かさを肌で感じられてうれしかった」と満足そうに語った。

 阪堺電車の幹部社員ら6人が審査員となり、採用アナを決定。放送内で発表される。9月24日のオンエア後、阪堺電車全40駅構内でプロのアナウンサーの声が流される。

 他に、視聴者の手紙の代読、全アナウンサー自作の30秒動画ランキングなどの企画を予定している。

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2022年8月13日のニュース