力及ばず 永瀬 藤井との再戦希望「また対局できるように」

[ 2022年7月18日 05:30 ]

棋聖戦5番勝負第4局 ( 2022年7月17日 )

感想戦で藤井聡棋聖との対局を振り返る永瀬王座
Photo By 代表撮影

 91手目を指した後、永瀬は上着に腕を通した。「やはり(39手目の)桂跳ねがやり過ぎだったかもしれない。違和感はなかったが、無理だったかも」と考慮時間21分を経ての失着を悔いた。

 相手の藤井とは名古屋で数年来、練習将棋を指す仲。「100回とまではいかないが、かなり土地勘がある。(居住地の)東京、(出身地の)神奈川に次いで第二のホームのよう」と言う慣れた開催地で無念の終幕。「最終局まで指せず、力及ばずでした。また藤井さんと対局できるように頑張りたい」とはっきりした口調で再戦を希望していた。

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2022年7月18日のニュース