橋下徹氏 宗教への寄付上限、過去に猛反発食らうも「政治家がルールを作るべき」

[ 2022年7月18日 11:03 ]

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(53)が18日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に生出演。宗教への寄付について「一定の上限のルールを作るべき」と訴えた。

 番組では、安倍晋三元首相の銃撃事件を特集。殺人容疑で送検された無職山上徹也容疑者が事件前、安倍元首相の殺害を示唆する手紙を岡山市内から中国地方に住む男性に送っていたとみられることを紹介した。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への強い恨みがつづられ、安倍元首相については「苦々しくは思っていましたが、本来の敵ではない」「あくまでも現実世界で最も影響力のある統一教会シンパの一人に過ぎません」と記載されていた。

 橋下氏は「こういうふうに人生をむちゃくちゃにされたと思ってる方ってたくさんいると思う。特に宗教絡みのトラブルって多い。これのルールを作るのが政治家の役割だと思っていまして。ただ、中には宗教に救われたって人もたくさんいて。この宗教はカルトだってレッテルを貼って宗教をつぶしていくのは国としてはやっちゃいけないと思う」とコメント。

 一方で、宗教への寄付については「上限規制とか、寄付者の収入とか資産に応じて、一定の額までにしておかなきゃいけないとか。いくら自由意志に基づいてと言っても、ここが限度っていうラインを引くのは、政治家がルールを作る役割だと思います」と持論。「僕が政治家になる前、10年前くらいにこの話をいろんなところで言ったら、宗教界から猛反発を食らいました」というが「こうやって本当に苦しんでる人たちいるわけですから、僕は宗教に対する寄付について一定の上限のルールを作るべきだと思います」と主張した。

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