「ちむどんどん」田良島さん 傷心の和彦を一刀両断!ネット喝采「視聴者の気持ち代弁」大反響トレンド1位

[ 2022年7月18日 08:15 ]

連続テレビ小説「ちむどんどん」第71話。和彦(宮沢氷魚)に仕事の話をするかと思いきや、田良島(山中崇・右)は…(C)NHK
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 女優の黒島結菜(25)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は18日、第71話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、2014年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を手掛ける。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4きょうだい、本土復帰からの歩みを描く。

 第71話は、1978年(昭和53年)8月。沖縄のお盆、ご先祖さまをあの世へお見送りする最も重要な日「ウークイ」に、賢秀(竜星涼)良子(川口春奈)暢子(黒島)歌子(上白石萌歌)が久しぶりに実家に顔を揃えた。母・優子(仲間由紀恵)に起こった再婚話が気になったからだ。一方、和彦(宮沢氷魚)にも沖縄を訪れての大きな仕事のチャンスが舞い込む…という展開。

 東洋新聞社。愛(飯豊まりえ)に別れを告げられた和彦は、物憂げにコーヒーをすする。真後ろの愛の席を振り返っても、整理された机があるだけ。タメ息をついても、愛は戻ってこない。

 田良島「大野の件は聞いてるな。『東洋グラフ』に移ったら、すぐパリに発つそうだ。本人の希望で、送別会は辞退したいと。で、早速仕事の話…」

 和彦「(話を遮り)すいません。少し、時間をください。まだ、気持ちの整理がつかなくて」

 田良島「無理もない。しばらく、ゆっくり休め…とでも言ってもらえると思ったか。おまえの煮え切らない態度と余計な優しさのせいで、大野も暢子ちゃんも傷ついた。婚約者と幼なじみの狭間で散々迷走した挙げ句、土壇場で婚約者に別れを切り出そうとしたら、逆にフラれて傷つき、それではこっちと幼なじみに告白したら、そっちにも拒絶された。はっはっは。つまり、今のおまえは穴があったら入りたいくらいみっともない上に、大野への罪悪感と暢子ちゃんへの未練で、パンク寸前。おまえの犯した罪と受けた罰を解剖すると、おおよそ、そういうことか」

 和彦「まあ、だいたい。いや、ものすごく正確に、その通りです」

 仕事の話に戻り、沖縄戦の遺骨や遺品を収集して家族の元に返す活動を長年行っている嘉手刈(かでかる)(津嘉山正種)の現場に同行する分には構わないとOKが出た。しかし、この取材はいったん自腹。田良島は、すぐ沖縄に向かう和彦にカンパを渡した。嘉手刈の妻と連絡を取ったのは、房子(原田美枝子)だった。

 田良島が和彦を一刀両断。SNS上には「よく言ってくれました!」「めっちゃスカッとしたw」「田良島さんが視聴者の気持ちを代弁してくれた。高笑いまで」などの声が続出。視聴者の拍手喝采を呼んだ。

 放送終了後(午前8時30分)には「田良島さん」がツイッターの国内トレンド1位に立つ大反響となった。

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