高岡達之氏 山上容疑者への怒り吐露「安倍さんにも家族がいる。襲った相手の家族のことぐらい考えろよ!」

[ 2022年7月18日 21:05 ]

読売テレビ・高岡達之氏

 読売テレビ解説委員長の高岡達之氏(57)が18日、日本テレビ系「情報ライブミヤネ屋」(月~金曜1・55)に出演。安倍晋三元首相の銃撃事件で、殺人容疑で送検された無職山上徹也容疑者(41)について言及した。

 番組では、山上容疑者が安倍氏への銃撃を示唆する手紙を事件前に男性フリージャーナリストに送っていたことを紹介。また、2019年秋以降、ツイッターに「憎むのは統一教会だけだ」などと世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への恨みを投稿していたとみられることを報じた。

 高岡氏は山上容疑者の文章を読んで違和感を覚えたといい、「彼は、人生を破綻させたのはお母さんだってことを1、2行ですけど書いているわけですよね。彼の言う通りであれば、彼の自意識ができてからお母さんが家族と彼を破壊し続けた。なのにどうしてお母さんへの怒り、お母さんに対する直接的攻撃ではなくて、教会の人を殺すとか政治家に刃が向かうということになるんでしょう」と疑問を口に。

 そして「彼の中では家族っていうものは大きな柱だったんだろう」と推測しつつも、「この男が命を奪った安倍晋三さんにも家族がいるんですよ。その家族に対する思いもないのに、何が“一命を賭して”かということを思いますね。家族がそんなに大事だったら襲った相手の家族のことぐらい考えろよ!と思いますよね」と強い口調で容疑者への怒りを語った。

 山上容疑者の怒りや不満は、なぜ安倍元首相へ向けられたのか。高岡氏はSNSや手紙の文章が「彼の全人格だとは思わない」としつつも、「これがどうして安倍元総理のところへ行くのかということを物凄くいろんな言葉を弄して、強引にもっていこうとしてるしか見えない」と指摘。そして「聞いているだけで空しくなってきます。まったく彼の話には一貫性がないと思います」と話していた。

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2022年7月18日のニュース