古市憲寿氏 W杯のロシア排除に私見「もう少し議論した方がよかったのではないか」

[ 2022年6月6日 11:18 ]

フジテレビ
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 社会学者の古市憲寿氏(37)が6日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。サッカーのW杯カタール大会(11月21日開幕)からロシア代表が除外されたことについて「もう少し議論した方がよかった」と私見を述べた。

 番組では5日に行われたW杯欧州予選プレーオフ(PO)A組代表決定戦で、ウクライナがウェールズに0―1で敗れたことについて議論が繰り広げられた。古市氏は「戦いはスポーツで、というのは今の世界にすごく合っていると思う。19世紀、20世紀に愛国心やナショナリズムというものが大荒れして、それをなだめる仕組みとしてW杯やオリンピックというものがあって。戦争ではなく、スポーツという形で国と国が戦えばいいのではないかと、この100年間広がってきた」と話した。

 考えを述べた上で、さらに「今回のW杯は、ロシアは排除されていますけれども、本当はロシアを排除すべきかどうかをもう少し議論した方がよかったのではないかと個人的には思います」と持論を展開。「スポーツだけ例外とも言えないのかもしれませんが、やはりすべての関係を断ってしまって孤立化させるということが果たして平和に寄与するかということを考えると、そうではないと思う」と語気を強めて語った。

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2022年6月6日のニュース