小倉智昭 肺へのがん転移発覚 コロナ禍での治療「一番こたえた」こと 体重増やして抗がん剤治療したワケ

[ 2022年6月6日 14:59 ]

小倉智昭氏
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 キャスターの小倉智昭氏(75)が6日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。がん治療について語った。

 半年間の休養を経て、今年4月から活動を再開した小倉。2016年に膀胱(ぼうこう)がんがわかり、2018年に膀胱を全摘出。しかし、その後、肺への転移が見つかり「そのまま順調に3年きていたんですけど、その後に肺への転移がわかって、そこから化学療法が始まって。それが昨年から」と再びがん治療に向き合うことになった。

 「いつどこで副作用が出るかもわからないので、仕事はまだ待てと実は、お医者様には止められてたんですよ。でも、どうしてもイヤだと。単発でもよければいいと先生のお許しを得たので、こんな形で出ているんです」と活動再開に至った経緯を明かした。

 「抗がん剤打っても副作用がなかったんですよ、まったく。自分ではものすごく元気で。だけど、コロナの時期にあたったので、肺のがんですからコロナで肺をやられるのは一番怖いからと、感染防止のために家から1年半ほとんど出られなくて。それが一番こたえました。体が動かなくなって、筋肉が弱って。その不都合が大きかった」と語った。

 「今は仕事で電車乗ったりするんですけど、地下鉄とか深いじゃないですか。階段が大変で、どうしても手すりを頼ってしまったりして。仕方ないですけどね、生活するためには」と、現在は公共の乗り物にも乗って外出しているという。

 抗がん剤治療は体重の増減が激しいとも言われているが「抗がん剤やるにあたって入院したんです。それでいろんな副作用が出るというので、痩せるというから、あえて5キロ増やして入院したんですよ。そしたら全く副作用が出なくて、吐き気もしない。病院のご飯だけじゃ足りなくて、隠れてコンビニでカップラーメン買ったりっていう生活してたら、5キロ太った分そのまま、まだ減量できずにいます。ホントにがんなの?って言われてますね」と苦笑していた。

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2022年6月6日のニュース