笹川友里アナ TBS時代は「真面目すぎてうまく立ち回れなかった」 背中を押された夫・太田雄貴氏の言葉

[ 2022年6月6日 14:21 ]

TBSの笹川友里アナウンサー
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 フリーアナウンサーの笹川友里アナウンサー(31)が6日、フジテレビ系「ポップUP!」(月~金曜前11・45)にゲスト出演。TBSを退社した理由を明かした。

 2013年、同局に一般職として入社すると「美しすぎるAD」として話題になり、翌14年、入社2年目でアナウンス部に異動に。その後、情報番組やニュースを担当。17年にフェンシングで、08年北京五輪、12年ロンドン五輪と2大会連続で銀メダルを獲得し、現在は国際オリンピック委員会(IOC)委員を務める太田雄貴氏と結婚。19年に第1子出産した。21年2月末で、約8年間務めた同局を退社。フリーアナウンサーとして活躍する傍ら、21年3月に新会社「setten」を設立した。

 局アナ時代に「自分らしくあれ」という言葉に悩んだという笹川アナ。「“自分らしくやっていいんだよ”というアドバイスをさまざまな先輩からいただいたんですけど、若かったので、“自分らしさ”がわからなくて、バラエティーのロケでも“笹川らしくやれ”と言われても、なんか自分らしさを意識すると、逆に硬くなっちゃって難しかった。(局アナ時代は)ノーキャラだったんですよね。キャラがついていたら、もうちょっと弾けたかな、売れたかなって思うんですけど、そこは真面目すぎてちょっとうまく立ち回れなかったところはあります」と振り返った。

 そんな中「情報番組とか報道番組の担当が多かったんですけど、20代の後半に入ってから世の中のことを自分は知らないなっていう不安もあった」といい、「今思えば、何となく将来どうしようかなっていうのは考えていたんですけど、具体的に悩んだのは2年間くらいですかね」と回顧した。

 背中を押してくれたのは夫の太田氏だったそうで「“人生一回きりだよ”というのを毎日、言い聞かされた時に、このまま40、50代になっていくという会社員の姿も想像できたんですが、ちょっと一度、ありがたい環境から出て、失敗をたくさん重ねつつ、もうちょっといろんな世界を見てみたいなと思いました」と独立の理由を明かした。

 現在、女性専用サウナ「サウナテラピー」の共同経営者としても活動。「局アナ時代に深夜出社とか多くて、自分の生活がないがしろになっていて、自分の生活のリズムって大事だなって、すごく思った時期があって。知人から“女性のためのサウナを作りたいから一緒にやらないか”と、お声がけいただきました」と経営参加のきっかけを明かした。アパレル会社「オンワード樫山」とタッグを組み、働く女性のための洋服開発なども行っており、「お客さまがちょっとでも生活の彩りが増えたり、豊かになるようなものづくりやサービスを小さく小さく展開していけたらなと思います」と語った。

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2022年6月6日のニュース