「ちむどんどん」ニーニー、あの我那覇とまさかの“紅茶豆腐”タッグ 大吉「問題が山積み」「顔色が…」

[ 2022年6月6日 08:15 ]

連続テレビ小説「ちむどんどん」第41話。怪しげなビジネスを始めた賢秀(竜星涼)(C)NHK
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 女優の黒島結菜(25)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は6日、第41話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、2014年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を手掛ける。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4きょうだい、本土復帰からの歩みを描く。

 第41話は、賢秀(竜星涼)は何やら怪しげな商売に手を染め始める。良子(川口春奈)は夫婦関係に問題を抱えているようで、歌子(上白石萌歌)は勤め先の男性が気になり始め…という展開。

 1974年(昭和49年)11月。暢子(黒島)は20歳、「アッラ・フォンターナ」勤務3年目。アンティパスト(前菜)を任されるようになった。

 東洋新聞の天城(金子昇)田良島(山中崇)和彦(宮沢氷魚)が来店。暢子がしょうゆを用いたソースに、天城は「少し味が変わったね」。シェフの二ツ橋(高嶋政伸)は「新しい試みも大切ですが、基本は大事。リピートしてくださるお客様は、フォンターナの味を食べたいと思って通ってくださっているんです」。暢子は工夫が認められず、不満げだった。

 歌子は地元の運送会社「普久原運輸」に就職して、もうすぐ1年。「翼をください」を口ずさみながら、お茶をいれていると、花城真一(細田善彦)から「いい声だね。ふと好きな人を思い出した?また聞かせてね」と声を掛けられた。

 良子は共同売店に電話をかけ、優子(仲間由紀恵)に離婚したいと報告。「石川の家は、とにかく男が威張ってて、親戚の集まりでも、男が座敷でお酒を飲んでる時、女はずっと台所。料理を運んでいったら“長男の嫁として石川家に入った以上、料理はすべて石川家の味を覚えなさい”って。まるで、しつけられた子犬。きちんと座って、いい子にしてる。こんなことになると分かってたら、結婚しなかったのに」などと育児や家事に非協力的な博夫(山田裕貴)の不満をぶちまけた。

 暢子は出勤途中、千葉・猪野養豚場の給料を前借りし、放浪の旅に出ていた賢秀と再会。「紅茶豆腐」なる健康食品を路上販売していた。東大出身を名乗る男が5つ買うと、迷っていた客にも飛ぶように売れた。

 この男は、ガナハビジネス社長の我那覇良昭(田久保宗稔)。沖縄の本土復帰時、我那覇の為替レート投資話に騙された賢秀だったが、東京で再会。「あの日、パチンコに行って、本当によかった。信じてましたよ。我那覇さんは人を騙すような人じゃないって」。一攫千金を夢見て、我那覇と組むことになった。

 オーナーの房子(原田美枝子)はオープン3カ月になる知り合いの店舗再建を暢子に依頼。暢子が出向いた先は、おでん屋だった。

 月曜から激動の展開となった。

 直後の同局「あさイチ」(月~金曜前8・15)の“朝ドラ受け”。博多大吉は開口一番「問題が山積み。困ったねぇ」。鈴木奈穂子アナウンサーが「賢秀くんもホント心配だし、もうどうしましょう」と語ると、大吉は「もうニーニー、顔色が悪いのよ。首と色が違いすぎるのよ。怪しさが増してるから」と笑いを誘った。

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