小原ブラス ロシアの物価上昇を紹介 牛乳は収入換算で500円「制裁の効果はこれからかな」

[ 2022年5月3日 20:38 ]

小原ブラスインスタグラム(@kobara.vlas)より

 ロシア生まれのコラムニスト小原ブラス(30)が3日、自身の公式ツイッターで、同国内の物価上昇についてつづった。

 ウクライナへの軍事侵攻を受けて、西側諸国が数々の経済制裁や資産凍結などを実施。以前からロシアの軍事侵攻に疑問を呈している小原は、侵攻後の食品の物価の変化を記した画像を上げつつ、「ロシアへの制裁は効いているのかとよく聞かれますが、ウクライナへの侵攻を開始してからの食糧品の値上げ幅はこんな感じ」と紹介した。

 小原は、物価を監視している反プーチン寄りのサイトから画像を引用したとしている。サイトによると、肉などは1ケタ台の上昇に留まっているが、牛乳は14・05%増の107ルーブル(約199円)。国外産のインスタントコーヒーは31・48%増の426ルーブル(約792円)、ドッグフードは38・06%増の553ルーブル(約1029円)と、輸入食材などは大きく値上がりしている傾向だ。サイトでは紹介されていなかった輸入品については、「たしかにここでは扱ってない輸入品のものでめちゃくちゃ値段が上がってる物もあると思います。家電とか高くなってるだろうな...」と推測した。

 小原によると、ロシア人の平均月収を5万ルーブル(約9万3000円)ほどという。「そもそも侵攻前の段階でも牛乳1パック500円くらいの感覚。逆によくこれまでも生活できてたな。けど、まだまだ制裁の効果はこれからかな」ともつづった。

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2022年5月3日のニュース