清水ミチコ 大物アーティストの顔マネで楽屋に“呼び出し”の過去「恐怖とブルーな1週間」

[ 2022年5月3日 12:23 ]

清水ミチコ
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 タレント清水ミチコ(62)が、2日放送のテレビ朝日「証言者バラエティ アンタウォッチマン!」(月曜後11・45)にゲスト出演し、大物アーティストのものまねをめぐるエピソードを披露した。

 「ダウンタウン」「ウッチャンナンチャン」という人気コンビの圧倒的な才能に挫折を味わいながら、得意のピアノ弾き語りを生かした大物アーティストのものまねで独自性の高い笑いを開拓。13年には日本武道館でものまねライブという快挙を成し遂げた。

 レパートリーの1つが、松任谷由実。以前はユーミンからの反応は芳しくなかったが、初めて会った時には笑ってくれたという。「お会いする前には『山田邦子のものまねには愛があるけど、清水ミチコは毒しか感じない』とのコメントだったのですが、いざお会いすると、『あ!愉快犯だ!』と笑ってくださり、どっちにしてもうまいこと言う方だなあと思い、ますます尊敬しました」とコメントにしたためた。

 当時のことを、ユーミンに尋ねたことがあるという。「ある時に『ああいうコメントを言ってらっしゃいましたよね?』って言ったら、『それを聞いた時、清水さんはうれしかったはずですよ?』って。これそっくりなんですけど」と、ユーミンのものまねをしながら表現。「確かにちょっとうれしかったんです」と笑顔で明かした。

 一方で、長渕剛からは“呼び出し”を受けた経験を明かした。清水は長渕を顔まねをしていた時期があり、それを受けて長渕の事務所から電話が。「長渕からお話があります。コンサートの時に来て下さい。その後にお話ししましょう」という内容だったという。「恐怖とブルーな1週間で、『でもまあ人は刺すくらいのことしかできないだろう』と悟りの境地に。コンサート中、私はこんなかっこいい人に刺されるのかと思って見てました」と、当時の心境を明かした。

 公演後、楽屋に行き、アドレナリンが出まくっている長渕と対面。すると意外なことを言われたという。「あの顔まね見たよ。あれは過去の俺だろ?さっきコンサート見て、今の俺が分かったと思うから、今の、そしてこれからの俺をどんどんやってくれよ」。刺されると覚悟していた?清水は、まさかのものまね公認にビックリ。グッズやCDもたくさんもらったそうで、「全然ニコニコしていて、すごいいい人だなって」と振り返った。

 しかし、その後は長渕のまねをしていないという。「するわけないでしょう?それは大人のトークに決まってるでしょ!」と封印の理由を明かし、笑わせていた。

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2022年5月3日のニュース