フジ「元彼の遺言状」　キツいキャラも綾瀬はるかで可愛さ演出

フジテレビ月9ドラマ「元彼の遺言状」で“バディ”として難事件を解決していく綾瀬はるかと大泉洋
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　今クールのフジテレビ月9ドラマ「元彼の遺言状」（月曜後9・00）は、綾瀬はるか（37）と大泉洋（49）がタッグを組み、難事件を解き明かすミステリーだ。

　綾瀬演じる主人公の弁護士・剣持麗子は常に“ご機嫌ナナメ”で、金にがめつく、周囲に当たり散らすことも多いキャラクター。プロデューサーの金城綾香氏は「原作での剣持麗子はかなりキツいところがある。それも綾瀬さんが演じればチャームポイントになると思った」とキャスティングの狙いを明かした。迫力たっぷりに怒鳴ったり、冷たい視線を向けたりと、普段CMやバラエティーなどで見せる表情とはかなり印象が異なる。そこに新鮮味を感じている視聴者も少なくない。

　金城氏は「想像以上に剣持という難しいキャラクターを可愛らしく人間らしく演じていただいて、その演技に皆が引っ張られている」とこれ以上ないハマり役となったことに手応えをのぞかせる。ただ現場での綾瀬は作中の性格とは正反対の様子で「いつもニコニコと笑っていて、綾瀬さんを中心に明るい現場になっています」とオンオフの魅力を語った。（続く）