ノブコブ徳井　あの芸人に白旗、ツッコミの「速さと的確度がハンパない」

平成ノブシコブシの徳井健太
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　お笑いコンビ「平成ノブシコブシ」の徳井健太（41）が3日、ニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」（月～金曜前11・30）に出演。“唯一無二の存在”と尊敬する芸人の存在を明かした。

　21組の芸人を独自の視点で紹介・考察した著書「敗北からの芸人論」（2月発売、新潮社）が好評だ。この本の話題から「今後、考察してみたい人」が話題になった。徳井は先輩芸人・陣内智則の名前を挙げ、「いないところで褒めるのも気味が悪いと思うんですけど」と前置きした上で、「速さと的確度がハンパないと思っていて」と、ツッコミの腕を絶賛した。

　フジテレビ「さんまのお笑い向上委員会」（土曜後11・10）での一コマに触れ、「（麒麟）川島さんとかも鋭いツッコミ入れていますけど、さんまさんのボケを『もうええやろ！』って止められるのは、陣内さん以外見たことなくて」と驚きを口にした。さんまのボケに対して、今田耕司は「乗っかる派」と分析。陣内は止めることで笑いを生むとし、「止めてもし、さんまさんに『違う、違う』って言われたら終わりじゃないですか。その覚悟を持って、ここでしょ！っていける度胸とテクニックとパワーはほかにいないなって」と話した。

　番組パーソナリティ、東貴博は「さんまさんってちょっと怖いもんね、俺らからすると」。自身が日本テレビ「踊る！さんま御殿！！」（火曜後8・00）に初出演した際、嬉しい一方で「怖くて仕方なかった」と心境を振り返り、「向上委員会を見ていても、ヒリヒリ度がたまらない、自分があそこに行ったらって考えたら。その中でも陣内君の底力、いろいろあってカムバックしてきたさ、あの力ははすごいよ」と舌を巻いていた。