野々村真 自宅療養で医療従事者と繋がれない不安…「肉体的にも精神的にも1番苦しかった」

[ 2021年8月30日 12:57 ]

野々村真
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 新型コロナウイルスによる重症の肺炎で入院し、24日に入院先の病院を退院したタレントの野々村真(57)が30日、フジテレビ「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)にリモート出演。新型コロナウイルスの自宅療養者が全国で増加し続けていることについて語った。

 野々村は先月30日にPCR検査を受け陽性が確認され、その後、自宅療養を続けていたが、今月5日に体調が急激に悪化し、入院。一時はICU(集中治療室)に入るほど症状は悪化したものの、24日に退院した。

 野々村は療養を終えて「自宅療養することが1番患者にとっては苦しいんです。だから自宅療養の数字を1番重視してほしい」と指摘。「自宅療養している人たちの数。これがもうすでに大変な状況、この人たちを減らさないと」と話し、「肉体的にも精神的にも自宅療養が経験して1番苦しかったんです」と語った。

 自宅療養について「僕はまだ妻がいたとしても、やっぱり医療従事者の方と繋がらないと、話ができたり聞いてもらえないと自分がどんどん悪くなっていって、じゃあ誰がこれを助けてくれるんだろうと思うと『やっぱお医者さんしかいないのに』と思った不安が自分にどんどん迫ってくるんですよ」と回想。「自宅療養者をまず1番に考えて1人でも減らす。そこを考えていただきたいと思う」と必死に訴えた。

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2021年8月30日のニュース