仲邑菫二段 女流棋聖戦で3年連続本戦入り 加藤朋子六段に黒番中押し勝ちし、連敗も4で止める

[ 2021年8月30日 20:01 ]

女流棋聖戦予選Aで加藤朋子六段(左)に勝利した仲邑菫二段(日本棋院提供)
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 囲碁の最年少プロ、仲邑菫二段(12)が30日、東京・日本棋院で第25期女流棋聖戦予選Aの対局に臨み、加藤朋子六段(52)に黒番中押し勝ちした。仲邑は今年2度目の4連敗中だったが、悪い流れを断ち切り「負けが続いていたので、本戦入りできて嬉しいです」と笑顔。予選を突破した16人がトーナメントで上野愛咲美女流棋聖(19)への挑戦権を争う本戦入りを決めた。

 仲邑の本戦入りは3年連続。昨年はベスト8で敗退している。4月に女流立葵杯でベスト4進出を果たした仲邑は、今年の戦績を33勝14敗とした。

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2021年8月30日のニュース