宮根誠司 渋谷の若者ワクチン接種センターに「これで人流抑制って本末転倒」

[ 2021年8月30日 16:55 ]

宮根誠司アナ
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 フリーアナウンサーの宮根誠司(58)が30日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)で、東京・渋谷の若者ワクチン接種センターについてコメントした。

 東京都は10月8日まで月曜日を除き、若者が予約なしで新型コロナウイルスワクチンの接種を受けられる会場を渋谷区立勤労福祉会館に設置。16歳から39歳までの都内在住者と通勤・通学者をしている人が対象だったが、初日の27日には早朝から多くの人が並び、午前7時30分には接種枠の上限300人に達したため、受け付けを終了していた。このことから「先着順」だった接種を「抽選」に変更。28日は、用意された接種枠354人分に対して2226人が抽選券を受け取り、抽選倍率は約6倍となった。

 番組では、抽選に参加するためにたくさんの若者が並んでいる様子や「最初は(副反応が)すごく怖くて、考えて打ってなかった時期があったんですけど、今これだけ行動が制限されちゃうと不便なこともたくさんあったので」などのセンターに訪れた人の声も紹介した。宮根は「じゃあ渋谷センター街の人流増えましたって人流増えますよ。それからみなさん自分が当たったかどうか、何時間か待ってなきゃいけないわけじゃないですか。じゃあみんなどっかお店行っちゃいますよ熱中症対策で。これで人流抑制って本末転倒だと思います」とコメント。

 さらに、「結局こうなってくると、2回も3回も抽選外れちゃうと『もういいや』ってなっちゃう。それが非常に怖いのと…」「『次回あなたはいつ打てますか』ってその日にちだけも決めてあげればいいと思いません?」と話した。

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2021年8月30日のニュース