中村倫也“全部が敵”暗黒期の20代 救ってくれた「大恩人」はムロツヨシ

[ 2021年8月30日 12:33 ]

中村倫也
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 俳優の中村倫也(34)が29日放送のTBS「日曜日の初耳学」(日曜後10・00)に出演。に出演。暗黒期だったという若手俳優時代を振り返った。

 16歳で事務所の養成所の門を叩き、18歳で映画「七人の弔」、ドラマ「H2~君といた日々」に出演。順調な滑り出しを見せていたが「生意気だったんですよ。『自己PRって必要?役者に』って思いながらオーディションに行っていた。世界の中心が自分でしたね。10代の頃はその生意気な感じが『かわいい』だったんですけど、20歳過ぎてそれをやっていたら、全然仕事をもらえなかった」と、オーディションに落ちオファーが途絶えるように。19歳~25歳の時期は「暗黒期」だったといい「スーパー嫌なやつでした」「全部が敵だと思っていました」「現場に行っても嫌な感じでいた」と明かした。

 そんな暗黒期から救ってくれたのが俳優・ムロツヨシ(45)。「飲みに行ったときに僕がグチグチ言っていたら、ムロさんが『じゃあお前、何ができるんだ』ってスパンッと言われたんです。ちょっと前だったら『俺はこうやりたいです』って言えたんですけど、もうそれが返せないくらい腐っていた自分に気付いたんです、それで。何も言い返せなくて」。ムロの言葉を愛情だと受けとめた中村は「仕事は好きでやりたいから。それだったらグチグチ言っているんじゃなくて頑張らなきゃ」と決意、自分の考えを見つめ直すきかっけに。そしてNHK連続テレビ小説「半分、青い。」への出演にも繋がったといい、中村にとってムロは「間違いなく大恩人」だと語っていた。

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2021年8月30日のニュース