橋下徹氏 硫酸かけた容疑者の傷害罪逮捕に「大変重い後遺症を残すような液体を使ったとしても」

[ 2021年8月30日 09:22 ]

元大阪市長で弁護士の橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が30日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。東京都港区の東京メトロ白金高輪駅で男性会社員(22)に硫酸とみられる液体をかけたとして、傷害容疑で静岡市の男(25)が逮捕された事件について言及した。

 男は琉球大農学部に通っていたが、昨年度に静岡大農学部に編入。被害に遭った男性会社員とは琉球大の映画関連のサークルで一緒だった。事件は24日夜に発生。白金高輪駅のエスカレーターで男性会社員が液体をかけられ約6カ月のけがをした。男は25日夕に沖縄県に渡り、宜野湾市内の友人宅を訪問。3泊したとみられ、28日朝に友人宅近くの路上で身柄を確保された。警視庁が指名手配していた。

 橋下氏は、傷害罪で逮捕されたことに「被害者の方は納得できないかも分かりませんけれども、今の日本の法律での傷害罪(の法定刑)は、後遺症も含めて15年以下の懲役または50万円以下の罰金になっている」と説明し、「どうしても殺人ということになると致命傷、その行為だけで命を奪うような行為があって、結果が命を奪わなかったってことになれば殺人未遂(死刑または無期懲役もしくは5年以上の懲役)になるんですけれど、硫酸という大変重い後遺症を残すような液体を使ったとしても、それを含めての15年以下の懲役というのが今の法律です」と話した。

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2021年8月30日のニュース