横浜流星 ダイバー捜査官で阿部寛とタッグ 来年1月期TBS日曜劇場「DCU」、ライセンスも取得

[ 2021年8月30日 04:00 ]

来年1月期のTBS日曜劇場「DCU」でダイバーを演じる横浜流星(C)TBS
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 俳優の横浜流星(24)が阿部寛(57)とバディを組む。阿部が主演する来年1月期のTBS日曜劇場「DCU」(後9・00)でスキューバダイバー捜査官を演じる。

 舞台は水中の事故や事件に特化した架空の組織「DCU」。捜査権を持った精鋭ダイバー集団で、水中に潜り、事件や事故の解決に挑む。隊長を阿部が演じ、横浜が部下の隊員役でタッグを組む。

 横浜演じる隊員は、ダイビング能力がDCU内でも群を抜く若手。チームを引っ張る一方で、行き過ぎた行動で迷惑を掛けることもあるキャラクター。幼い頃に家族旅行中に海難事故で両親を亡くし、自身は阿部演じる隊長に助けられた過去を持つ。恩人の部下となり、成長していく姿もひとつの見どころだ。

 撮影に向け、スキューバダイビングのライセンスを取得。未経験ながら、海洋実習も難なくこなした。中学時代に極真空手の世界大会で優勝するなど高い運動能力の持ち主。インストラクターも「体の使い方がうまい。さすがです」と称賛した。

 横浜は「海洋実習では普段見られない水の中の世界が見られて、それと同時にただ楽しいだけではなく水への怖さも感じることができたので、この両面の感情を大事にしていきたい」と語る。伊與田英徳プロデューサーは「水に真っすぐ向かっていく姿にキャラクターのイメージがますます広がっていった」と手応えを語る。横浜の身体能力を生かした水中の演技にも期待ができそうだ。

 阿部とは初共演。「阿部さんの魅力は絶大な信頼感、安心感、存在感。全てにおいて大きい方という印象。現場での阿部さんの全てを学び吸収して、全力で食らいついていきたい」と撮影を楽しみにしている。

 今作はハリウッド作品の制作プロダクションとTBSが共同制作し、世界進出を目指す大作。横浜は「日曜劇場は初出演ですが、大きなプロジェクトに参加できることで俳優としてひとつステップアップできると思っています」と成長を期し、「ただ真っすぐ熱い魂を持って、失敗を恐れず全力で作品と向き合うことを第一に考えたい」と強い気持ちで挑む。

 ▽DCU 「Deep Crime Unit(ディープ・クライム・ユニット)」の略称。「海上保安庁に新設された」という架空の組織。水中事件や事故の捜査を行うスペシャリスト集団で「水中未解決事件を解明すること」がミッション。従来の海上水域だけでなく警察の捜査では困難な「危険極まりない日本全国の河川や湖」など、あらゆる水中に潜り隠された証拠を探し事件を解決する役割を担う。

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