志らく パラ引率教諭2人の感染に「想定外だと言うんだったら甘すぎる…責任は教育委、東京都のトップ」

[ 2021年8月30日 12:37 ]

落語家の立川志らく
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 落語家の立川志らく(57)が30日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。千葉市教育委員会が29日に市立中の教諭6人が新型コロナウイルスに感染し、このうち2人が東京パラリンピックの学校連携観戦プログラムで生徒を引率していたと明らかにしたことに言及した。

 市教委は今後も連携観戦を継続する方針で、引率教員の事前のPCR検査などを検討するとしている。市教委によると、2人は40代と50代の男性教諭で、25日に1年生を引率して競技会場の幕張メッセを訪れた。2人は生徒計18人とバスで移動し、2人の発症は引率した数日後だった。市教委はバスに同乗した18人を含む、感染が判明した6人と接触があった生徒らのPCR検査を実施。教諭が勤務する市立中を夏休み明けの30日から9月3日まで臨時休校にすることを決めた。

 志らくは「結局、こういうことが起きると“ほら見たことか”って言われてしまう」と指摘。そして「想定外だと言うんだったら甘すぎるし、ただ感染してしまった先生たちを責めることはできない。責任があるのは(パラリンピック観戦を決めた)教育委員会だし、さらに言えば東京都のトップ。今後もこういうことが起き得るので果たしてこのまま子どもたちを連れて行っていいのかという、そこの問題にかかってくる」と自身の見解を述べた。

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2021年8月30日のニュース