笑福亭仁智 師匠・仁鶴さんしのび「どんなんかなあ~」絶叫 「芸を継承したい」と宣言

[ 2021年8月30日 17:01 ]

天満天神繁昌亭開場15周年記念公演の初日に登場した(左から)桂あやめ、桂米団治、笑福亭仁智、月亭遊方
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 上方落語の定席「天満天神繁昌亭」の開場15周年記念公演が30日スタート。上方落語協会会長の笑福亭仁智(69)、桂米団治(62)、月亭遊方(56)が初日のあいさつに登壇した。

 大トリを務めた仁智は「出前持ち」のネタを披露。まくらで、17日に84歳で亡くなった師匠の笑福亭仁鶴さんについて語った。「仁鶴が亡くなりました。芸を継承して、功績を検証していきたい」と決意表明。「これまでのご声援をありがとうございました」と一番弟子として師匠に代わって御礼を述べた。

 最後に「弟子として1つだけ継いだ部分がありますので、ご披露します」と語り、「どんなんかなあ~」と絶叫し爆笑を誘い、「(師匠を)超えていると思います」と締めくくった。

 記念公演は10月3日までの35日間の開催。初日のオープニングは桂あやめ(57)が企画、演出した「はなしか音頭」をあやめが歌い、女装した笑福亭生喬(52)らが踊って笑いを誘った。会長の仁智は「次の15年に向けて一致団結して進んでいきます」と語った。

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2021年8月30日のニュース