薬丸裕英　バッハ会長＆菅首相会談に異議「リモートでいい」　坂上忍も「総理もメモ置いて読んでる」

薬丸裕英
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　タレント薬丸裕英（55）が15日、フジテレビ系「バイキングMORE」（月～金曜前11・55）に生出演し、来日中の国際オリンピック委員会（IOC）トーマス・バッハ会長の行動に疑問を呈した。

　8日に来日したバッハ会長は、東京五輪の選手、関係者への特例措置で、隔離期間はわずか3日で終了。組織委員会や菅義偉首相を訪れるなど、活動を行っている。番組では、バッハ会長に対する世界各国メディアの厳しい論調を伝えた。MCの坂上忍（54）から「バッハさんには厳しい意見が多いみたいですけど」と振られた薬丸は、「そりゃそうですよ」とバッサリ。14日の菅首相との会談について、「決められた会談なのかもしれないけど、特別なオリンピックだから、リモートでいいじゃんって。何でわざわざ会いに行ったり、どこかに出かけようとしてるんですかね？」と首をかしげた。

　県境をまたぐ移動については慎重を期すよう呼びかけられている中、バッハ会長は16日には広島への訪問を予定している。薬丸は「東京都のルールがあるんだから、ルールに従って下さいって、なぜこのバッハさんに言えないんですか？」と、怒りをにじませるようにコメント。坂上が「えっと…やっくんの言う通りです」と話すと、薬丸はさらに「言っていただかないと、おかしいですよ？何となく特別ルールって容認しちゃってますけど、そりゃダメですよ」は、バッハ会長への特別すぎる措置に納得のいかない様子だった。

　坂上もバッハ会長と菅首相の会談に言及。「菅総理もメモ置いて読んでるんだよ。バッハさんも決まったこと言っててさ。あんなことをニュースで流すために、こんなことやる必要あるのか？と思っちゃった」と、面と向かって会談する意義に疑問を唱えていた。