田崎史郎氏 酒類提供を巡る西村大臣の一連の対応に「支援団体に爆撃加えたみたいな話」

[ 2021年7月15日 13:01 ]

TBS社屋
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 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が15日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。酒類の提供停止の要請に応じない飲食店に対する関係業界を通じた一連の政策の混乱について言及した。

 西村康稔経済再生担当相は8日、金融機関やメディア、酒類販売事業者の3者を通じて飲食店に政府の要請を順守するよう働き掛けると表明。だが金融機関への要請は9日、酒類販売事業者への要請は13日にそれぞれ撤回した。酒類販売事業者向け支援金の給付要件として、酒類提供をやめない飲食店との取引停止を求めた都道府県向けの文書は6月に出しており、14日に急きょ廃止した。

 田崎氏は、自民党の下村博文政調会長が14日の党会合で「心のこもった対応をするのが自民党の立場であり、西村氏の発言はわが党の考えと異なる」と苦言を呈したことに触れ、「1つは支援団体に爆撃加えたみたいな話なんですよね、自民党から見ると。もう1つの要因は、同じ清和政策研究会、細田派の中で下村さん、その下に西村さんがいらっしゃるという関係でもあるんですね。だから葛藤もあるんだと思います」と話した。

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2021年7月15日のニュース