本塁打競争で密着 クボジュンが目の当たりにした“大谷フィーバー”「選手の皆さんもワクワクさせている」

[ 2021年7月15日 11:04 ]

久保純子(2010年撮影)
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 元NHKでフリーの久保純子アナウンサー(49)が15日、日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)で、12日(日本時間13日)に行われた米メジャーのオールスターのホームラン・ダービー(本塁打競争)を生中継したNHKの現地リポーターとして大谷翔平投手(27、エンゼルス)を取材した際の印象を語った。

 音声での番組取材に応じた久保アナは、オールスター前日のホームラン・ダービーの後、大谷の単独インタビューを行なった。その際の印象について「とにかく皆さんのイメージされている通り、爽やか、穏やかな本当に好青年。浮ついたようなところもなく、冷静沈着で表情などもいつもニコニコされていて、本当にどこまでも爽やかな方でした」と語った。

 印象に残った言葉を聞かれると、「『日本人として初めてダービーに出場した感想は?』(と聞いた際の)『とにかく疲れた』という一言に全てがこもっていたように思えます。心からの声なんだろうなという風に感じました」と力説した。

 また、「夕方6時を回っても、32、3度。本当に暑かったんですね。標高1600メートルくらいのところにある球場ということで、私もこのような環境での取材は初めてですが、思考能力が低下して頭がぼーっとしてくるんですね。そんな環境で打ち続けるというのは精神的にも肉体的にも疲れるだろうなと言うのは肌で感じました」と説明した。

 取材していて驚いたこととしては「(他の選手が)『大谷さんのことを聞いてくれ』と。『一緒に二刀流の話をしたい』とか『リスペクトする彼と早く会いたい、楽しみだ』と皆さん興奮していました」と語った。実際にグラウンドでも「まずはタティスJr.選手がいて、アレナド選手がいて。面白いくらいにみんな大谷選手の所に集まってきて声をかけていらっしゃったので、この大谷フィーバーはファンの間のみならず、選手の皆さんもワクワクさせているんだなということを凄く感じました」と強調した。

 大谷はホームラン・ダービーではファン・ソト外野手(22、ナショナルズ)に1回戦で敗れたものの、28本塁打を放った。オールスターにはア・リーグの「1番・DH」で先発出場し、先発投手も務め、史上初の投打二刀流出場が実現。初回1イニングを投げ3者凡退に抑え、勝利投手となった。打者としては2打数無安打だった。 

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2021年7月15日のニュース